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秋田県出身SSW・青谷明日香さんの曲「うつくしい秋田」に想う。

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青谷明日香(あおや・あすか)さん

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先日の北秋田市「音祭×きらフェスライブ」にて、初めて青谷明日香さんの生ライブを聴くことが出来ました。
生歌、生演奏はもちろんのこと、MC運びもお上手で、途中お客さんも一緒に歌ったり踊ったりできるように考えられていて1時間のステージもあっという間でした。これがプロなんだなぁ…。
 
以前からお名前だけは知っており、秋田出身のシンガーソングライターということで興味を持っていました。
とはいえ秋田とはいっても大曲のご出身だそうで、北秋田市からするとほとんど端と端と言っていいぐらい遠い。秋田県は広いのです…。
 

秋田県出身といえば…

 
他に秋田出身シンガーソングライターといえば、横手出身の高橋優くんが最近では有名でしょう。
女優さんだと佐々木希さんや加藤夏希さん、芸人さんで鳥居みゆきさんなども。やはりというか、皆さん色が白い…。
 

あ~んべいいな~あんべいいな~

 
さて、そんな青谷さんの代表曲といえば「あんべいいな」。もともとは秋田県イメージアップ推進プロジェクト「あきたびじょん」のテーマソングとして書き下ろされたのですね。
CMでも流れていましたしユニークな動画も作られています。
 
 

 
そしてそのテーマソングにはもう一種類あります。ご本人いわく「まじめバージョン」のテーマソング、「うつくしい秋田」
音祭のステージでも歌われ、買わせて頂いたCD「冬の神様」にも収録されていました。
 
 

 
が。CD版は「うつくしいふるさと」。歌詞も二箇所ほど変わっていました。
 
「うつくしい秋田」は秋田県民に向けての歌で、「うつくしいふるさと」は万人向け、ということなのでしょうか?
 
ご本人のブログに歌詞が載っていました。
 
 
「うつくしい秋田」
 
作詞・作曲:青谷明日香
 
固雪渡りの朝
どこまでも走った
ふきのとう見つけた
もうじき春がやってくる
 
花火大会の
夜空に叫んだ
好きな人の名前
今ごろどうしてるかな
 
いつもそこにある
何も言わないで
たったひとつの帰る場所
うつくしい秋田
 
里山が色づいて
稲穂は黄金色
じいちゃんが作った
あきたこまちが光ってる
 
かまくらの中で
苦手だったあの子と
打ち解けた冬は
どこよりもあったかい
 
いつもそこにある
何も言わないで
たったひとつの帰る場所
うつくしい秋田
 
いつもそこにある
何も言わないで
たったひとつの帰る場所
うつくしい秋田
 
わたしは断然「うつくしい秋田」派ですね。というか県民はみんなそうじゃないかと思います。
言葉自体の数はとても少ないし、短い曲なのに、情景の浮かぶすごい歌だなと思うんです。
 
「花火大会」と出てくるところが、大曲出身の人らしいな、と。
「固雪渡り」という言葉も都会の人だったら出てこないだろうなぁとか。
ふきのとうを見つける=長い冬の終わりと、春を待ちどおしく思うあの感じこそ、北国あるあるですよね。
 
 
ちなみに以下、おっちゃんの解釈。おっちゃんが好きな部分はここ。
 

「かまくらの中で 苦手だったあの子と

打ち解けた冬は どこよりもあったかい」

言葉としてすごく温かいけど、「現実感」の観点からだと少しひっかかるっていうか、想像を掻き立てる辺りが、「苦手だった子とかまくらに入らなきゃいけないってどういう状況だったんだろう?」とか思う。だそうです。わかる気がするなぁ。

ではわたしの解釈。苦手だった子とも気づくと自然と打ち解けてしまっているような、非日常のドキドキ感のある場所=かまくらであり、特別「何か」があったわけじゃなくってそういうドキドキ、ワクワク感が秋田の日常の風景にはあった、って言いたいのかなぁと。

だって「稲穂」「光って」見えるんですよ。この気持ちって、田んぼに囲まれて暮らしてきたひとじゃないと浮かばないんじゃないかなぁ。

「いつもそこにある」ってものすごい力強さだなって思います。変わらないものはないし、当たり前もない。

だけど自分にとっての「ふるさと」って、どんなに時間がたっても姿かたちを変えたとしても「うつくし」くて、自分の中にずーっとあるものなのでしょうね。

青谷さんはとっても腰が低くて礼儀正しくていいひとで、いろんな意味でファンになりました。

また北秋田市に来てくれるといいなぁ。

書いているのはこんな人。

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