丸亀製麺跡地にオープン。
2016年3月、大館市にあったうどん屋の丸亀製麺が閉店。
その後あっという間に工事がなされ、6月に全国チェーンのマッサージ店がオープンしました。
りらくる。何となく聞いたことあるような名前。
このへんでも能代、弘前、盛岡にあるようで、なんと全国で500店舗達成ですってよ。
マッサージ経験なし
わたしはといえば、マッサージ店のたぐいは一切行ったことがありません。都会にいるときも。
全身がめちゃめちゃ凝る人ではあるのですが、他人に触られるのが基本的にあんまりなのと、自分の好みに合わないマッサージされるのがイヤだという勝手ぶり。
あと高い金払ってもどうせ一時的なもんなんでしょw っというひねくれ。(もうお前行くな)
でも今の仕事、めっちゃ肉体労働なんですよ…。8時間重たいものを扱いっぱなし。帰ってからストレッチしてもお風呂に浸かっても湿布を貼っても、翌日8時間働けばはい元通りー!腕が肩が腰が首が…腕が。(腕2回言ってる。あと手首がー!)
というわけで凝りのとれない毎日。温泉行ってはマッサージ機を使い、だんだんそれですら悶絶するようになってきた…(若い頃はそこまで効かなかったのにー!)
前置き長いですが、そんなこんなで人生初マッサージに行ってみようかなと思ったのです。せっかく近くにできたし。
りらくる(っていうかマッサージ店自体)初潜入
見た目のつくりは丸亀のまんまだ。あの平屋感。入り口もおんなじだ。
看板のド派手さがいかにもチェーン店ぽい。って新久千映みたいなこと言ってる。
じゅうたんの罠
とりあえず扉あけて一歩踏み出したらそこはじゅうたんでして。
店員さん「あぁあああ…」みたいになってわたしも踏んづけてから「うわああすいません…!」てなった。あれはつくりが悪いよ…知らなかったら一歩踏み出しちゃうよ。つ、次は踏まないんだからねっ…
どうにも入り口が狭苦しかったです。開けて目の前に受付と店員さんがあらわれて一歩先はじゅうたん。何だこの圧迫感。(韻踏んでる)
そんで一切の仕切りのない大広間に、ズラーっと並ぶベッド。合宿かな?
男性がひとり施術中。うーむ、丸見え。パーテーション(仕切り)すらなし。
マッサージとかエステのたぐいって、個室みたいなイメージを勝手に持ってたんですよね。
…まあ、チェーン店だししょうがないのかな、と。幸い平日の午後だったので、わたしとその男性客しかいなかったし。
コースを選ぶ
何か誓約書みたいなのにサインさせられて(万が一体調不良がおこってもクレーム言いませんみたいなやつね)、着替えを希望すれば上下ジャージで施術を受けられます。もちろん着替えました。
そしてベッドにうつ伏せの指示。真ん中に穴のあいたクッションに顔をどーん。あっこれがさまぁ~ず大竹がよくマッサージ話でしてるやつか…!(※さまぁ~ず×さまぁ~ず好きな人しかわからないネタ)
そんでめっちゃ圧迫される。頬肉がズーンてくる。いいのかこれ。いやよくないだろ絶対顔に跡つくだろ。
と色々考えながらすべてを諦めました。(なすすべもない)
基本が「60分もみほぐし2980円」というコースのようなのでとりあえずそれにしました。何分がいいのかとかよくわからんけど、何となく60分は長そうな気がしてた。
あ、ちなみに女性を指名してプラス100円です。
ひょろっこくて若い女性でした。比較する対象がありませんが、ゆっくりじっくり押してくれて、丁寧だったと感じました。かなり大胆に覆いかぶさって全身の体重をかけてくれてる感じを受けました(見えないから勘ね)。
いやー60分もぶっ続けで申し訳ないなー、途中休憩いれてくれたらわたしも体勢変えたりしたいわー、とか考えてた。
もみほぐされ感
もみほぐされてる感はそこまででもない。まあ激しい動きは一切ないので。基本ゆっくり静か~に押す、ですね。たまにゆらしたり。もんだり。
でもなんか気持ちいい。前半特に凝ってる部分をやってもらい、後半で全身もんでくれるんですが(※コースによって違う)、もはや全身が問答無用で気持ちいい。凝りすぎだ。凝っていすぎだこの客は。(※自分)
マッサージ後
くだんの男性客には男性スタッフが施術してまして。マッサージ後にどこが凝ってるとか、こういう姿勢やクセによってここが凝りやすくなるみたいな話をしてたので、わたしもそれを期待してたんですが…
ノーコメントだった。つらい。(どこが一番凝ってたの?ねえ!?)
…まあ、美容院といい洋服店といい、ウルサく話しかけてこない店員さんのほうがわたしは好きですけどね…。
そしてトイレに行ったら、前髪がありえない方向にカールし、ほっぺたザ~ラザラ、あと眉毛半分消えかけてた(汗の弊害もある)。やっぱりな。
マッサージの効果は?
で、肝心の凝りがほぐれたかどうかですが…
マッサージ直後「わあ☆体がすっきり軽うい!」的なことは…なくて…。
なんなら行く前と変わらんかったぐらい。でも自分の気持ちは「すでにまた来たい」ぐらいに高まってた。
この気持ちを何と説明しよう。心を何にたとえよう。(テルーの唄)
何だろう。ほぐれてようがほぐれてなかろうが、60分も人様にマッサージしてもらえるってすんごい贅沢に思えました。
だってマッサージ機ですら10分間しかやってくれないわけですよ。他人に頼むのも気が引けるでしょ。それをあんた…あんな指が疲れそうな作業を60分て…(仕事や)。
美容院の感覚と似てるんですが、「今、このためだけに時間とお金を使っているんだ!!」っていう瞬間に贅沢感を感じます。わかってもらえるかな…。
たぶんエステとか受けても思うのかな?至れり尽くせり感というか。
とにかく気持ちよかった。60分長そう…て思ってたけど余裕だったし120分でも全然平気!!まあ逆の意味で(時間とお金が)もったいないからやりませんが…。
人生初体験という部分にお金払った的な意味合いが強かったですが、思いのほか楽しめてしまったというオチでした。
店内に流れるご案内みたいなやつは、「1~2週間に1回は凝りをほぐしましょう」的なこと言ってたけどそんな来られるかーい。でも多分また行く。
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