かつて温泉郷として栄えた地
タイトルでめっちゃ「鰐」って打った。こんなに鰐って打ったの初めて。
青森県南津軽郡大鰐町。秋田県大館市から青森県弘前市へ行く途中に通る町ですね。
スキー場と「鰐come」の看板をいつも横目に見て、いつかは行こうと思っていました(しょっちゅう言ってるこの台詞)。
ワニカム。収まりもいいし覚えやすいしわかりやすいし最高のネーミングだな。
道の駅かと思ってたら「大鰐町地域交流センター」という立派な名前がありました。
産直と温泉施設がメインではあるようです。
産直はコンパクトなつくり。閉店間際だったのでゆっくりは見ませんでした。
鰐comeにある鰐の湯。ここだけ聞いたらちょっとしたサバイバルかと思いますね。鰐の湯。
ワニワニパニックとかはないです。(期待してたのか)
浴場は日替わりのようで、名物の低温サウナ「アルパインサウナ」は今回、男湯でした。サウナ好きのおっちゃん、高温派なので逆がよかったなーと思いましたが、本人は思いのほか満喫したようで何よりですw
サウナ施設のない東の湯に行ったばかりだったから、かどうかはわかりませんが、露天もサウナもある豪華さにちょっとびっくり。貸切家族風呂も2ヶ所あるそうで、その日はしかも満室でした。すごい。
それもそのはず、このあたりは昔温泉地として栄えた土地だったようです。800年の歴史があるそうで。だから地元民は温泉に馴染みが深いし、文化が根付いているんですねえ。一般入浴料が500円で、町民が350円という部分にもそれを感じました。町民大歓迎的な。
商店街マップを見てみると、大館市の大滝温泉と重なる部分が多く親近感が沸きました。なんつったって、温泉熱を利用した豆もやし栽培!これ、むかーし大館の大滝温泉でも名産だったらしいんですよ。パンフレットを見た限り、大鰐の食堂では現在も「豆もやしラーメン」がイチオシのようですw
マッサージ機でも遊び終えて(?)、館内散策。夕暮れどきの灯り加減がいい感じ。この奥で将棋を打ってるおじさん方がいました。のどか。
普段飲まないこんなものも飲みたくなるのが温泉マジック。
無料開放されていたホール。誰もいなかったのでストレッチしたり歌ったりと好き放題w
建物はコの字型になっていて、中庭にはバスケットゴールもありました。
休憩所で自由〜に休む地元民らしきひとびとの姿が、よその温泉よりもなんだか印象的でした。小上がりでラーメンすすってたり。休憩所と食堂がごっちゃ感。施設もきれいだし露天・サウナ付きなら500円でも納得かなぁと思います。
おまけ。弘前で買ったもの
弘前で今の時期といえば獄(だけ)のきみ。きみは方言でとうもろこしのことです(黄味的な)。
獄は地名ですね。岩木山のふもとでとれる甘いとうもろこしで、少し前はプレミア扱いでしたが最近はよく見かけるようになりました。
弘前の道の駅(サンフェスタいしかわ)で購入。どこが規格外なのかは見てもぜんぜんわからず。食べごろにはまだ早いから〜て言われたのでまだ食べてませんが、安い〜。
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