盛岡・花巻一人旅二日目
前日は盛岡でよ市を楽しみ、花巻のホテルで温泉と酒と賢治(本)を堪能。
二日目はいよいよ賢治のふるさと・花巻を巡ります。
朝。起きたらまた温泉に行き、ホテルの朝食で腹ごしらえ。朝食会場は人がいっぱいでびっくり。
地物りんごジュースや自家製漬け物がおいしい。雑穀ごはんもうれしいですね。「少なめで」と言ったけど十分すぎる量。焼きピーマンの醤油浸け、すごい甘みでした。
どうやら農家レストラン併設だったようで、お隣は畑にヤギ小屋、ソーラーパネルも見えました。ホテルの内装も木で統一されててステキ空間ですねえ。
きのうは暗闇で見なかったけどこんな感じだったんですねw
お隣の温泉はコレでした。霊湯って字を夜にみるとなんか怖かったです。
最高気温11℃。風もあるし、きのうに引き続き歩き移動には辛いお天気です。
しかし駅まで徒歩20分、たっぷり歩いてぽっかぽかに。止まると寒いですけどねw
岩手には偉人がいっぱい。
ひとけのない寂れた町、国道だけをくるまがぶんぶんと通り過ぎます。
くだんのSL銀河ですね。
銀河ドリームライン釜石線。
ひとつひとつの駅にかっこいい名前と看板がありました。銀河ステーションになぞらえてるんでしょうね。
新花巻駅到着
新花巻駅到着。おっちゃんがいたら100%顔ハメしてくれるんですが、1人なので撮れませんw
地上へ続く通路もかっこいい。
えーと…ケンタウロス?
駅前には賢治にまつわるオブジェなどがいろいろ。
セロ弾きのゴーシュの登場人物たち。
宮沢賢治記念館へ
駅から記念館まで歩けない距離でもないのですが、行きは急な坂道のため大体の人はタクシーを使うそう。
ってなわけで何気なく利用したタクシーが、めちゃめちゃ怖かった…。終始無言で、信じられない爆速の運転。曲がり角とか平気でセンターライン越えてる感じ。踏切の一時停止も停止してない…とにかく怖くて怖くて生きた心地がしませんでした。
ふだんタクシーを使う機会がほとんどないのに、たまに乗ったのがコレじゃあますますトラウマ。泣
朝っぱらからかなり気分が落ち込みましたが、山は美しい。
よだかの星ですね。
猫の事務所だー。
宮沢賢治記念館。中の写真はないんですが、賢治の生い立ちやこれまでの作品をまとめた感じでした。
喫茶コーナーもひねりが効いてる!(注文の多い料理店に出てくる文句です)
さらに賢治にまつわる施設を巡る
近くに点在する施設をさらに歩いて巡ります。ふくろう。
東北の紅葉にはまだ早い時期。
このブーツ、きのうの雨でさんざん濡れて気づきました。底に穴があいてたってことに。。。(旅行後サヨナラしました)
宮沢賢治イーハトーブ館。ここはおみやげ物が充実してましたね。そして賢治の本と絵本の品揃えがすごい!!こんなに種類があったのかというぐらい。ここでけっこう時間をつぶせました。
ただ理由は忘れたんですが図書館に入れなかったんですよねー。残念。
さらに歩いて歩いて
宮沢賢治童話村へ。あまりにも人が少なくて寂しかった…
せっかくいろいろ凝ってるのにな…
月夜のでんしんばしらだー!
あー、ここですね。記憶にある、むかし家族旅行で来たところ。
この星座をかたどったものが記憶にありました。
シュール。
ここは広〜い敷地の中にたくさん建物があって、まわるのが大変でした。
ここにも注文の多い料理店。
ひたすら歩いてぐるぐるとまわって、ふたたびイーハトーブ館に戻って少し休んで…かなり賢治の世界に浸れました。でももう少し全体に観光客がいれば、もっと気分が盛り上がったんだけどなー。
お昼ごはんは新花巻駅の中でうどんを食べました。「賢治弁当(駅弁)」に惹かれつつw
駅かわいいー。
帰宅
ってなわけでふたたびバスで大館まで戻りました。午後4時には自宅到着。
滞在時間にすると約20時間と、なかなか駆け足の旅行でした。でも弾丸で計画したし、仕事休みの土日を利用したので十分だったのではないかと。
盛岡もそうでしたが、特に花巻はどこもかしこも賢治づくしですごくよかった。欲は満たされましたよw
今度は晴れの「よ市」リベンジしたい!
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ