しょっつる焼きそばが食べたい
男鹿に紫陽花を見に行きました。そのあと観光スポットを調べているとやたらと目につく「しょっつる焼きそば」の文字。B級グルメとして市をあげて推してるみたいで、販売店もけっこうな数あります。
見ているうちにどんどん食べたくなってきて(まんまと罠にはまっている…)、お店を探しました。
船越にあるきりん亭。スーパーアマノの手前、ガストがある道を一本曲がったところにあります。
中がすごーく広くてびっくり。お座敷もカウンターも座り放題(?) 雰囲気も「和」を全面に押し出していていいですねぇ。
17時半でまだ空いていたので、ひとりなのにひろびろとお座敷に座らせてもらいました。
偶然にもこの日は5日で、「ホルモン定食とかつ丼が半額になります」と教えていただきました。メニュー限定とはいえ半額はすごいな〜。食べ盛りの若者にはいいんじゃないでしょうか。
わー、さすが海辺。新鮮な海の幸がいっぱいじゃないですか〜。飲みてぇなぁ〜。笑
定食・麺・丼、さらにハーフ&ハーフと盛りだくさんのメニュー。つくね入りでレモンと黒こしょうがついてくる稲庭うどん、めっちゃおいしそ〜〜。胡麻と鶏の2種類のつけだれの「二味うどん」っていうのもいいな〜。
しょっつる焼きそばといい稲庭うどんといい、観光客にも使いやすいお店ですね。でも近くにあったらいろいろ食べに来たい感じです。
男鹿しょっつる焼きそば 750円
初志貫徹でしょっつる焼きそばです。あんかけスタイルで来てびっくり(でも今メニュー見たらちゃんと書いてあった…)。
海鮮のだしが効いたあんと、きくらげや海老・いかのコリコリ食感が最高。おーいしー!
「粉末わかめと昆布の出汁を練り込んだ特製麺」だそう。焼き目が香ばしくておいしかった〜。食感はちょっとポソポソ感ありますが、あんかけと絡むのでそんなに気になりません。
さらに「甘かったらしょっつるをかけて食べてください」とのアナウンスあり。す、すげー。ためしにかけてみましたが…よくわからず。さらにけっこうかけてみましたが……わからず。しょっつるってこんなにクセなかったっけ??
(ピントが…)さらに自家製ラー油とやらをかけてみると、これまたイイ!しっかり辛いし、フライドオニオンとにんにくがパンチあります。好きな人はがっつりかけちゃうんじゃないかなぁ。
個人的にはレモンがついてきたのがうれしかったですね。酸っぱい系をかけるとさっぱりと食べられます。
真鯛かぶと焼き 450円
ついつい頼んでしまった一品…身がほろほろでおいしかったです。でもお腹がはちきれそうでした。
「注文を受けてから焼きますので少々お時間かかります」と最初に案内があったのが好印象でした。わかっちゃいるけどただ遅いのと、言ってもらって遅いのとじゃ気分が違うもんね。
出てきたお茶は変わった味がしました。麦茶っぽいけど、独特の香りがあって。なに茶だったんだろう。。
しょっつるとはいえクセがなく食べやすい
しょっつるそのものの味をそもそもあんまり知らないのですが、思ったよりクセも臭みもなく食べやすかったのが不思議で。
おっちゃんに聞いたところ、「最近のしょっつるはクセがないものが主流」「旨味が強い白しょうゆのような感覚」だそうですね。食べやすいのはいいけれど、しょっつるらしさがなさすぎるのも…バランスが難しいところですなあ。
でもわたしのようなしょっつるビギナーには、これぐらいがちょうどよかったんじゃないかと思いました。今度はノーマルタイプのしょっつる焼きそばも食べてみたいですね。
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