角館の武家屋敷を歩いてみた
横手の音楽イベントに出演し、一泊して翌日はフリー。
横手から車で30分ほどの距離に、「みちのくの小京都」と呼ばれる観光地、角館(かくのだて)があります。
春の桜と武家屋敷が有名で、一度歩いてみたかったんですよねぇ。
というわけで行ってきました。
印象は「蔵」。黒に近い茶色で統一された景観がしっとり落ち着いた雰囲気。
道幅は割と狭くて、車が行き交うにはちょっと厳しい印象でした。逆に言うと、車を降りてゆっくり歩くのに向いてるってことですね。
時計ひとつとってもこれである。徹底している。
塀もこんな感じで。風情あるなぁ~。
そして角館も山に囲まれた地なのだった。暑かった。。。
なに屋さんだろ?看板といいのれんといい、好きだわ~。
住宅ゾーンに自然と並ぶ感じがいい。「さなづら」ってよく名前きくやつですね。
やまぶどう味の硬いゼリーみたいなお菓子だそう(おっちゃん談)。
案内所みたいな休憩所みたいなところで涼みつつ地図を見る。
外町(とまち)を歩いていたらしい。反対側が内町。
10年以上前に家族で1度来たとき、「なんとか家(け)」に入った記憶がおぼろげにあったんですが…西宮家だっけ…?こんなに派手な看板だったっけ?爆
あ、でも何か食べた気がするので、やっぱり西宮家かもしれない。
武家屋敷には青柳家、石黒家などいくつかあり、無料で見学できるところも多いです。
今回はほかを観に行く余裕がなかった…(主に暑さにより)
西宮家の内部はいくつかのゾーンに分かれていて、おみやげ屋さんコーナーは和風の雑貨から名物の樺細工などなど。
焼き物もかわいかったなぁ…あんなお茶碗使いたい。
もともとの用途がわかるそのまんまなネーミング。
「がっこ蔵」もあり、地元の漬け物がたくさん売られていましたよ。おっちゃんは前日スーパーで見かけた「寒天」を買ってました(NOT漬け物!)
「秋田の人は何でも寒天にするのよ~」とおばちゃんは言ってましたが、ええ、それ、秋田でも県南のほうの文化だと思います…。(秋田でくくられると嫌なタイプ)
シブい。こんなおうちに住みたい。
とにかく広大な庭。西宮家はセレブですか?
コカ・コーラまで茶色に統一!素晴らしいですね。
角館のマンホールはやはり桜かぁ。旅先でマンホールを見ると、地元の名物が描かれていておもしろいのです。
その後桜皮細工センターへ。ここもよかったなぁ、おっちゃん家の旅館で使ってるスプーンと同じものを発見して「や、やっぱり高級品なんだ!さっすが~」と思ったり。数十年前のものだと思いますが。
本当はもう少し歩きたかったんですが、この日は夕方から雨予報で急ぎ気味だったことと、そもそも暑すぎて歩いてられなかったw
お昼ごはんを角館そばで食べて、はやばやと引き上げました。
北秋田市と角館はせっかく内陸線で繋がっているので、今度はぜひ電車で行ってゆっくり歩きたい。紅葉もきれいらしいのでやはり秋がいいかなぁ~。
京都好きのわたしの欲求が満たせる景観には違いなかろう。あぁ神社仏閣も行きたいよ~。
いろんなお店で見かけたかりんとう。名物らしい。
ものすごいボリューミー。
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