角館でそばを食らう
横手旅行2日目は、角館に寄りました。
武家屋敷通り・外町をとことこしていましたが、もー暑くて暑くて(34℃)歩くのに疲れた頃合いに目に飛び込んできたそば屋さん。角館そばとある。
「角館そば」がこのへんのブランドなのかな?と思いきや、この場合は普通に店名でござんした。
「あゆ天そば」にも惹かれた。名物と言われたら食べなくっちゃね。
ここのところ、米代川にあゆ釣りの人が多かったり阿仁に行ったりしたこともあり、わたしの中で「あゆ食べたい欲」が盛り上がってたんですよ。
「あゆの一夜干しってどんな感じだろ?」とおっちゃんも食いついてくれましたしw
お昼どきというのもありますが、角館は観光地ですねーやっぱり。平日なのに続々とお客さんが。
おとなりの関西弁風のファミリー、「かくのだて」のイントネーションが地元とは違って、観光地に来てる!という感じがしました。(?)
お座敷も雰囲気があり、冷たいお茶が嬉しかったです。
そして接客のおばちゃんの感じが人情溢れていてとっても好みでした。うちわをそっと置いてってくれたり、あとからそば湯を持ってきてくれるときなど一声あるとないとでは全然印象が変わるんですよね。気遣いに気遣いを重ねた「サービス」たる接客をするお店は大好きです。
ちなみにそうでないお店について語りだすと止まらないのでやめます。
か、鴨があるじゃないか…!
先日の失敗があるので、ぜひとも美味しい鴨を食べたくてw チャレンジです。
鴨ざる 1300円
このお盆は違うかも?しれないけど、つまようじ置きなどに「角館樺細工」が使われていて好印象。漬け物にちゃんといぶりがっこがあるあたりも。観光地はこうでなくっちゃね。
…はい、脱線しました。
そばが、細い!一般的な更科よりさらに細いです。
食感としてはもはやそうめんに近いぐらい。そうめんほどじゃないけど。(どないやねん) 手打ちそばでこんな細いのは珍しいですねえ。
鴨のつゆはだしが効いており、大きめカットのねぎから甘みも出ていて、かつ鴨もやわらかくおいしかったです。満足じゃ。
あゆ天ざる 1600円
おっちゃんが頼んでくれたあゆ天ざる。
あゆめっちゃうめーーーーーー。(ずっと食べたかっただけにw)
サクサクで、下味はしっかりついているのに軽くて、頭からしっぽまでぺろっと食べられました。
レモンがまた合う。あとあしらいのもみじの葉っぱがいい。(何でもかんでも褒めてるわけではないですよw)
やっぱそばには天ぷらが合うなーうん。そしてあゆの一夜干し自体を食べてみたい…。
観光地だけど、ちゃんとしたそば屋さんに当たってよかったなあ。
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