お狩場焼きとは
火振りかまくらを見に角館へ行きました。
翌日。角館を散策中、ちょいちょい見かけたのが「お狩場焼き」の文字。
角館の新名物「御狩場焼」角館城主・佐竹北家伝承
三百余年前、鴨やキジなどの鳥類を狩り、その場でさばいて山椒味噌を付けて焼き遊山料理を楽しんだという伝説を現世に復活させました。
角館・田沢湖近辺の18店舗(2015・12月時点)で肉・季節の野菜などを山椒味噌で調理した料理を提供しております
(あきたファン・ドッと・コムより)
要は肉や野菜を山椒味噌で味付けした料理ということですね〜。
店舗一覧があります
地元名物ならぜひ食べてみましょうということで店を検索。店舗一覧があるので便利でした。
とはいえ徒歩で来ていることや定休日などもあって、実際の選択肢は数件程度。
立地的に便利だった駅前のさくら小町に向かいました。
さくら小町でお狩場焼きを食べよう
さくら小町は、角館駅前にあるホテル・フォルクローロ角館の中にあるレストランです。
「御食事処・茶房」となっているだけあって、「駅前でちょっとお茶したい」という需要にもこたえている便利なお店。
比内地鶏や八幡平ポーク、ご当地グルメ「神代(じんだい)カレー」などなど、観光地ならではのメニューですね。
これもおいしそう。普通の稲庭うどんをおいてる店はわりとよくありますが、鴨南蛮つけめんというひとひねりがいいですね。
お狩場焼きは陶板で提供されています。さすが観光地だけあっていいお値段ですが…。
お狩場焼き 1,500円
陶板にフタをした状態で運ばれ、火をつけて待ちます。湯気が出てきたらOKとのこと。
左上はもっちりとした豆腐、右下は冷奴でした。豆腐料理がふたつ…?と思ったけど、左上は超濃厚で、豆乳を飲んでるみたいな味でした。
いぶりがっこがついてるのはうれしいですね。
焼けたころにご飯と味噌汁を持ってきてくれましたよ。
大根サラダは青じそドレッシングで、メインがこっくりした味なのでさっぱりしてよかったです。
味噌汁はなめこ。メインが味噌味のせいか、若干薄めに感じました。
じうじうとおいしそう。このあと具材を全体に広げて焼き目をつけつつ、味噌をからめていただきました。
比内地鶏なので噛みごたえがすごいですね。もも肉だけあってジューシー。
山椒味噌が焼けていく過程で香ばしいにおいが漂い、ずっとアツアツでいただけるのもうれしい。
最終的にはこんな感じでてりっとします。ふだん味噌だれってあまり食べないけど、おいしいなぁ。
「山椒味噌売ってたら買ってきて!」とおっちゃんに頼まれましたが、駅前では見つからず残念。武家屋敷方面のおみやげ屋さんにはあったのかな…?
ランチタイムには+150円でドリンクをつけられます。
わたしは頼みませんでしたが、それでもお茶のサービスがありましたよ。
おいしかったぞ
最初は正直高いな〜と思いましたが、比内地鶏を使っているなら納得ですね。
こってりした山椒味噌とよく合っていておいしかったです。野菜たっぷりなのもうれしい。
小鉢や漬物にも工夫があるのが好印象でした。
お狩場焼きのほかにも秋田ならではのメニューが多く、駅前で行きやすいため、観光客におすすめできるお店ですよ。
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