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【厄払い体験記】地元の小さい神社で一人ぼっちの厄払いをしてきました

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厄年とか厄払いとか、あんまりよくわからないんですが…

とりあえずまわりに行くように勧められたので、初めての厄払いに行ってきました。

ぼっちなので何をどうしていいかわかんなかったし緊張した〜。でも思っていたよりすごく簡単でしたよ。

厄を払ってきました

さて、厄払いとはそもそも何なのか?

厄年って何よ?

一生の中で厄や災いが起きやすいとされている年が、男女それぞれ何回か巡ってくるんですね。

男性だと25歳・45歳・61歳、女性だと19歳・33歳・37歳・61歳が本厄で、その前後の年も「前厄」「後厄」と言うそう。

これは体調が変化しやすい・社会の中で転機を迎えやすい時期らしい。

19歳の時は何も言われなかったのはなぜだろう…。あと33歳の次37歳って近くない?

立春までに行くべきらしい

いろいろ調べたところ、節分の翌日である立春までに厄払いをするのがいい、と書いているところもあれば、別に気にしなくていい、と書いているところも…。

わたし自身は母に言われたので、立春までに間に合うように予約しました。とりあえずお祓い自体は1年中行っているようですね。

北秋田市には「歳祝いお披露目行進」という風習があります。数え歳33歳の女性たちが、鷹巣神社で厄払いをしたあと商店街を練り歩くというもの。

黒い着物に丸まげまで結って本格的なんです。すごい寒そう…(憧れのない人)。

 

 

え?よそは合同じゃないんですか?

 

歳祝いのあと、同窓会も行われます。それが普通かと思ってたら、まさかの秋田だけ!?(調べたところ、東北では割とあるようですが)

とはいえ成人式以来なので、同窓会をひらくきっかけとしてはいいんじゃないでしょうか。まぁわたしは行かないんですけど。

というわけで、よそでは別に同級生が集まって厄払いに行く、という感じではないようですね。

ちなみに書いてある通り、秋田県は成人式も夏です。暑くて誰も着物なんて着ない。普通にみんなドレスでした。

まずは予約します

何をどうしていいかわからなかったので、まずは地元の鷹巣神社に電話して聞いてみました。

そもそも鷹巣神社自体、小さい頃以来10年以上行ってないんだけど…(場所すらうろ覚えだった)

すると、神主さんがいない日もあるので、予約制とのことでした。大きい神社なら行ったその場で受付→お祓いということもあるようなので要確認ですね。

あと、大きい神社だと複数人で受けるのが一般的なようですが、平日の昼間に予約したためもちろんぼっちでした。予想はしてた。

服装とか料金とか

祈祷料と服装については確認し、スーツがないもので母の若かりし頃のジャケットとパンツを借りました。

黒づくめがいいのかと思ってたんですが、お葬式じゃないので全身真っ黒じゃないほうがいいそうです。

あと女性はワンピースとかでもいいらしいです。寒いからわたしは遠慮します…。

のし袋の書き方についてはネットで調べました。お寺だとお布施、神社だと初穂料(はつほりょう)って言うんですって。

そして当日

余裕ぶっこいてたら車にそこそこ雪積もってるし、お札崩すの忘れてたしで直前にだいぶ慌てました。しかも神社の場所がわからなくて一度スルーするという…。

そして受付がわからず、誰もいない社務所で途方に暮れる。すると女の人が近づいてきて「本殿のほうへ行ってください」と言われる。あ、そうか直接でよかったんですね。

中は思いのほか広くて立派でした。

普段はお参りしても外からお賽銭投げるだけ(それが目的みたいに言うな)なので、中に入るのはなんかドキドキしました。

ストーブが3台も並んで温められていて、うわーわたし一人のために申し訳なーい!て感じです。

まずは名前と住所を書いて神主さんに渡します。で、途中でこれを読み上げてお祓いしてくれます。これ、他に人がいたらちょっと恥ずかしいかも…

イントネーションは独特だけど、何言ってるかは雰囲気でわかって面白かったですね。「禊(みそぎ)」とか「汚れ」とか「清めたまえ」みたいな単語が出てきました。

厄払いのときの作法も一応調べたんですが、畳の縁は踏まないとか以前にフローリングだったし、正座かと思ってたら椅子だったしで全然ラクでした。やるべきことはすべて指示があるので、その通り行えば問題なし。

具体的には頭を下げて白いワシャワシャしたやつ(名称不明)で祓ったり、緑の葉っぱがついた枝(名称不明)を捧げて二礼二拍手一礼したりです。

一人だったせいもあってか15分弱で終了。祈祷料を納めて、お札とお守りをもらって帰りました。

意外と簡単だった

初めてのことって何でも緊張しますよね〜。ましてや一人だから、他の人の動作を盗み見て真似するとかできないし。

でもやってみると「大したことないじゃん!」って感じでした。

なんとか無事に済ませられてよかったです。あとは今年1年を慎んで過ごせばいいようです。

お札。神棚に飾って手を合わせました。

お守り。「できれば普段から持ち歩くようにしてください」とのこと。

このお札とお守りは、1年経ったらもらった神社におさめるか炊き上げしてもらうのだそう。あと、お正月にはお礼参りも。

ここ数年ずっと正月は神明社に行ってますが、来年は鷹巣神社に行きたいと思います。

これで今年なにもなく過ごせたらいいですね。

書いているのはこんな人。

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