二ツ井の洋食レストラン
なかなか行くことないですねぇ…二ツ井の町なかって。7号と合流する手前のほっそい路地を曲がり、けっこうな角度の傾斜をぐいーんと登ればそこが「レストラン山の上」。
すぐ隣はふつうのおうち。このレストラン自体も外観はほとんどふつうのおうち。
完全お座敷スタイル。ふつうのおうちにお呼ばれしたみたいだ…わたしは足をのばせるほうがすきなので、落ち着く~。
この和風なシチュエーションで洋食が出てくるってのがたまらないですw
手書きのメニューや添えられた絵が可愛らしい。そして土日でもランチセットが頂けるというのがうれしいですね。
「ヒルトップ」「プロバンス」「コルドンブル」。。。どんなん出てくるかわからないとこが、逆に期待感をあげますw
スタンダードなコンソメスープ、野菜のだしがでていてやさしい素朴なお味。パセリじゃなくてねぎ!?っというところに反応w
スパゲッティ・ヒルトップ 850円
「ヒルトップ」がつくものがきっと一番自信があってスタンダードであろう、と予想して頼みました。ベースはペペロン、そこに海鮮入りのトマトソースがかかっています。
これは大館の「えんとつ」で言うところの「えんとつ風スパゲティ」と発想は一緒ですね。あちらはベースがペペロンでホワイトソースがかかっている。トマトソースの味がしっかりめなので、ベースがペペロンである意味があまりないかなー?という印象。ピーマンの味だけが強く残りました。
そしてトマトソースにも海鮮は入っているものの、海鮮自体の旨みはソース内にあまり感じられず。えびやほたてはぷりっと大きくて美味しかったです。「えんとつ風~」のほうはホワイトソースが最低限の味つけなので、ペペロンがむしろ引き立つようになっているんですよね。
麺はもうちょっと固めが良かったなぁと、個人的な感想。
チキンプロバンス 820円
タレだけなめると「生姜焼きのタレ」味。甘じょっぱい系ですね。ところがどっこい、お肉についていた下味はカレー粉!
口の中でカレー粉×タレが絡み合うと、まったく違う味わいに。不思議な体験でした。これ美味しいわ~。良い発想。
コーヒーまでついてこの値段はうれしい。
オリジナルのドレッシングも販売中。これ、いとくで見たことあります、そういえば。
こちらはサービス面でもこまめにお冷をつぎに来てくれたり、後ろのストーブを気にしてくれたりと好印象でした。帰り際も「お気をつけて」と声を掛けてくださり、ほっこりしましたね。
いい意味で、ふつうのおうちにきてゆっくりできる雰囲気のお店でした。
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