八戸銘菓 つるこまんじゅう4種類を食べ比べてみた

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八戸銘菓、つるこまんじゅうをご存知でしょうか?

きめ細かな粉をまぶした真っ白な見た目、楕円形のかたち、その大きさ、食べたときの意外性…

どれをとってもほかにはないお菓子だと思います。わたしも八戸に行ってみて初めて存在を知りました。

今回、八戸および三戸で4種類のつるこまんじゅうに出会ったので、食べ比べてみましたよ。

つるこまんじゅうとは

鶴子まんじゅう(つるこまんじゅう)は、青森県八戸市の黒砂糖やこしあんを使った饅頭。

八戸市の伝統的な土産菓子として知られ、こしあんに黒砂糖を使用した皮で包み焼き上げ、落雁粉のそぼろをまぶしたもの。考案者であり萬榮堂の創業者だった松田萬次郎が見た「櫛引八幡宮に舞い降りる大きな鶴」の夢がその名の由来とされている[1]。

1998年に第23回全国菓子大博覧会内閣総理大臣賞を受賞している。(Wikipediaより)

つるこまんじゅうを初めて販売したのは萬栄堂(まんえいどう)。商品名にも「元祖」がついています。

お店が櫛引八幡宮の参道入口にあり、ウィキペディアにあるように鶴の夢を見たという説と、商品名がつく前に気に入って買ってくれていたツルさんのお名前からとったという説があります。

下のページを読むかぎり、おそらくどちらも本当なんじゃないですかねー。ご本人がのちのちお店にいらしたというし。

参考

元祖鶴子まんじゅう 萬榮堂SweetsPlaza 青森県版 あなたの町のお菓子屋さん

萬栄堂が商標などを制限しなかったため、ほかのお店でも「つるこまんじゅう」の名前で売り出すようになったそう。

つるこまんじゅうの特徴

粉が散る

「つるこまんじゅうは粉を散らかしながら食べるものだ」と言われるほど、とにかく粉が散ります。半端ないです。

覚悟をしていてもちょっと憂鬱になるレベル。開封時も食べるときも食べてからも、指と口と自分のまわりが粉だらけになるものだと思いましょう。

ちなみにさっきから「粉」と言ってるのは、砂糖ではなく米粉です。お店によって寒梅粉や落雁粉だったりも。(違いはあんまりわかってません)

黒糖風味

白い衣のなかには、黒い生地が隠れています。黒糖入りなんですね。

中心部にはあんこも入っていますが、あんこの味というより黒糖の味のほうが強いように思います。

まんじゅうという名前ではありますが、生地が分厚く、一般的なまんじゅうのようにあんこが主役!という感じではありませんね。

つるこまんじゅう4種類を食べてみた

さて、今回購入したのは以下の4種類です。

  • 八戸市 萬栄堂
  • 八戸市 丸美屋
  • 三戸 並木菓子店
  • 三戸 松宗

4つ中2つが三戸郡三戸のものなんですが、すぐ近くなので広まっていても不思議はないですね。距離としては30kmぐらい。

4種類の見た目

4つを並べてみました。一番右以外はきれいに同じ長さ・同じ形をしていますね。

粉の質やまぶし方はさまざまに感じられます。

萬栄堂 元祖鶴子饅頭

ユートリーで購入。元祖なのでいろんなところで買えるかと思っていたのですが、意外と販売店が少ないです。

ユートリーは八戸駅直結で、大きなおみやげの売店があります。おみやげを買えば駐車代も無料になるのでオススメ。 (1,000円以上で1時間、5,000円以上で3時間無料)

粉が均一で、厚め。ほかと比べると若干ですが粉が散りにくい気がしました。

白い部分と茶色い生地は、ともにしっかりとした食感。見てのとおり水分少なめで、キメは粗めです。ねっちりとして噛みごたえもありました。

あんこはそこまで主張していませんね。茶色い生地の割合が多いです。

白い粉自体に甘味がないため、全体の甘さも抑えられていました。ボリュームがあるのにさっぱりと食べられるのはこのためでしょう。

丸美屋 つるこまんじゅう

八戸ラピアで購入。店舗はさくら野八戸店にもありましたよ。

キメの細かい粉で、やや薄め。こちらはかなり散りやすいです。

萬栄堂のものと比べると生地が薄め・あんこの割合が多めです。その分、全体のぽそぽそ感がやや軽減されている印象でした。

黒糖コクをしっかり感じ、甘さも十分。個人的にはこのぐらいのバランスが好きです。

白い粉に甘味はありませんでした。

並木菓子店 つるこまんじゅう

道の駅さんのへで購入。

粉のつき方はややまだらです。

茶色い生地のねっちり感が強めですね。黒糖のコクもたっぷり。

こちらはまわりの白い粉にも甘さがありました。逆に中のこしあんはやや塩気を感じます。

全体的に甘じょっぱい味わいで、バランスがとれているのではないでしょうか。

松宗 ミニつるこ

道の駅さんのへで購入。名前が可愛いですよね。

山形で、ややぼこっとしたかたち。ぱくっと食べやすいふた口サイズが◎

茶色い生地には、甘さとともにやや塩気を感じました。

こしあんはかためで、ぽそぽそとした食感。あんとして食べるにはちょっとガチガチすぎるかな。

こちらはまわりの白い粉が甘かったです。

個人的な好みで言えば丸美屋

どれも違いはささいなことばかりなのですが、強いて言うなら、あんこの割合が多かった丸美屋のものが好みでした。

まわりの白い粉は、甘くないものも甘いものもありましたが、中のあんこを生かすなら甘くないほうがいいのかな?と思います。

ただ、塩気をきかせてバランスをとっているものもあったので、一概にはいえませんね。

おまけ:しんぼりのものも食べました

同じ日に購入したわけではないのですが、八食センターにお店があるしんぼりのつるこまんじゅうも食べました。

こちらは粉がごく薄めで、個包装が上品な雰囲気。茶色い生地がやや薄め・あんこが多めだったので、丸美屋のものに近いでしょうか。

参考

しんぼり つるこまんじゅうOMIYA!

八戸みやげにぜひつるこまんじゅうを

いやはや、よその地域の文化というものは面白いものです。

まったく情報がないまま行って、こんな出会いがあると嬉しいですね。名前にもインパクトがあって覚えやすい。

最初は砂糖をまぶしていると勘違いし、めちゃくちゃ甘そう…と思ったのですが、実際に食べてみると意外なほどにさっぱりしています。そのため、1個が大きくてもけっこう食べられるんですよ。

八戸に行った際はぜひおみやげに買ってみてはいかがでしょうか。

書いているのはこんな人。

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