内陸線で紅葉を見に行こう
身近にあるのに、「何か」がないと乗ることがない内陸線。
内陸線で温泉に行こう的な記事も書いたというのに、わたしが乗ってないではないか!
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というわけで、2016年12月から運行している秋田犬っこ列車に乗りつつ、紅葉を見に行く旅に出ることにしました。
鷹巣駅前。いい天気です。
鷹巣のマンホールはひまわり。鷹巣町が北秋田市になる前の町花だったんですよ、じつは。
鷹巣駅
内陸線鷹巣駅はJR鷹ノ巣駅のすぐ隣にあります。といってもホームはつながってるんですけどね。
待合室。
うーん、シンプル。券売機はなく、切符は窓口で駅員さんから買います。
わたしの大好きな笑内(おかしない)も、駅名にちなんだお菓子なので売ってます。馬肉シチューは阿仁合駅のこぐま亭のもの。
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電車は1両のみ。柄は何種類か存在します。
TANBO。
あれ…?犬っこ列車は急行だけだと思ってたのに、偶然にも乗った電車が犬っこ列車だったようです。ラッキー。
犬っ子列車はその名のとおり、秋田犬をモチーフにしたもの。
あちこちに秋田犬がいます。シートも秋田犬柄ですよ。
この「いかにも貼った感」がなんとも言えませんねw
シートにはときどきクマが隠れているというので探してみたら、あっさり見つけました。わたしが座ったシートだけで3匹はいましたね。
まったり電車の旅です。
ちなみに犬っこ列車はWi-Fiも使えます。というのでノートパソコンを持ってきたんですが、鷹巣駅の時点ではほっとんどつながらず…。
「一部つながりにくいです」と書いてあるとはいえ、鷹巣でだめならこれからもっと山奥に行くのにどうするのよw
いずれにしても、乗り物で画面を見るとめちゃくちゃ酔う体質ってことを忘れてました、わたし。すぐしまいました。笑
内陸線は鷹巣〜角館までつながっていますが、角館まで行くと帰ってくるのに1日がかりになるのでw 今回は阿仁合まで。
阿仁合だとまだまだ山が浅い(?)ですが、それでもけっこうキレイでした。
近くを撮ろうとしたらこんなんなりました。
阿仁合までは鈍行で1時間ほど。
紅葉柄の車両がいました。
角館行きは2両でした。紅葉シーズンは2両編成になる場合もあるみたいですね。
ひとりで電車ばっかりパシャパシャ撮ってたので、鉄子だと思われたかも…笑。
阿仁合駅
阿仁合駅です。三角屋根がかわいい。
ここにはくまの宣伝隊長さんがいます。
のっしり。
そしてこぐま亭があります。食べたかったけど、電車の接続が悪くて諦めました…。
ちなみにやたらクマが出てくるのは、阿仁がマタギの地だからです。
いま阿仁合では「WA ROCK(石探し)」という取り組みが行われています。
…と、SNSでよく見るんですが、じつはあんまりわかっていませんw
誰でも石に絵を書けるのかな?
28日は阿仁合で「阿仁のごっつぉ祭り」が行われました。
関連記事:秋田内陸線80周年!阿仁のごっつぉまつり2016に行ってきた(秋田県北秋田市阿仁合駅)
紅葉風景
駅から正面に見える山がキレイでした。
地元では「ひろさま」と呼ばれているようです。
調べてみたら、ここの地名が「広岨」というのだそう。「岨」という字は「そわ」とか「そば」とか「そ」とか読むみたいですが、「広岨」だと何て読むのかな〜。いずれ、この名前が由来っぽいですね。
ひろさまはもともとはスキー場だったとか。
阿仁合駅からは異人館・伝承館にも歩いて行くことができます。今回は外から見るだけ。
阿仁はもともと鉱山で栄えた地でして、その当時に外国人が住んだり事務所として使われたりした建物だそう。
絵になるポストだなー。
反対側から見たところ。
そして急行で鷹巣へと帰りました。急行だとアテンダントさんがいるんですねぇ。それぞれの駅の説明もしてくれましたよ。
電車でゆったり旅もいいぞ
犬っこ列車も乗れたし、紅葉も見られたし満足なプチ旅でした。電車で1時間、散策で30分程度というのもちょうどいい。
紅葉ならそれこそ角館まで行ったほうがよかったんでしょうが…また次の機会としておきましょう。
内陸線沿いには温泉も多いので、電車で温泉旅というのもおすすめですよ。
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