ステーキが有名なお店
大館市から弘前市へ向かう7号沿いにある、弘前市堀越のステーキ屋シド亭。わたしが存在に気づいたのはここ数年なんですが、20年以上やっているみたいですね。
大館側から行くには、中央分離帯があるためぐるっとまわる必要があります。
ウッディで雰囲気がある店内。中はオープンキッチンで、腰の曲がったご主人がカウンター目の前の鉄板でじゅうじゅうと焼いていました。ホールがハキハキと元気のいい奥さん、キッチン補助に娘さん?パートさん?若い女性の3人体制。
カウンター7〜8席にテーブルが3つと、かなりコンパクト。祝日に行ったため満席で、4人がけテーブルに2人ずつの相席になりました。その後もどんどん回転&待ちが出ていて、人気のほどがうかがえます。
ちなみに店名の由来は、店主が修行していた際の師匠の名前だとか。
平日はランチがありますが、祝日なので通常メニュー。ライス別の値段です。
タンシチューや志度カレーにも心惹かれつつ、最初だからやっぱりステーキいきたいですね〜。
ステーキを注文すれば、焼き方も聞いてもらえますよ。だいたいの人はミディアムにしてました(我々も)。
まずサラダが来ました。りんごオンリーとは珍しい!青森っぽいし旬だしいいですね。
口コミを見るとフレンチソースがけやマヨネーズ和えと書かれている人もいましたが、ヨーグルトだと思います。さっぱりしゃきしゃきで口直しにぴったり。ただりんごだけ食べるにはちょっと量が多いような…笑
サーロインステーキ(150g) 1500円
ほんとはフィレいきたかったものの、200gは食べられないのでサーロインを選択。
運ばれてきたときに鉄板がじゅうじゅうしてないのが気になりましたが、おっちゃんが「火が通り過ぎないためにあえてそうしてるんじゃないかな」と言うので納得しました。
全体的にバターが効いてました。
焼き加減も絶妙、ほどよい噛みごたえ。指定されたステーキソース(卓上にあり)をかけたら、これがさらっさらのソースでまったく肉の味を邪魔しない!
おっちゃんいわく、「酒と醤油だけ」とのこと。肉の味に自信があるからこそできることですねぇ。
フィレステーキ(200g) 2000円
おっちゃんはフィレ。断面撮り忘れましたが、すんごい分厚くて、でもキレイなピンクで、めちゃくちゃやわらかくて最高です。
赤身なので量食べてもくどくないし、ステーキソースなしでもじゅうぶんおいしいです。卓上の塩やこしょうを使ってもよさそう。
「肉食べた感」がすごいです。
付け合せもおいしい
ほうれん草のソテー、マッシュポテト、にんじんのグラッセもたっぷりついてます。にんじんはこの分厚さでほろほろで甘〜く、ていねいな仕事が伝わってきますね。なめらかでクリーミーなマッシュポテトもおいしい。
あと写し忘れましたが単品ライス(250円)がものすごい量でした…普通のお店の2倍ぐらいの盛りですw
わたしの分を3分の2ぐらいおっちゃんに食べてもらったので、おっちゃんは丼いっぱいぐらいのご飯を食べたと思います…
デザートも充実
自家製デザートも充実していました。どれも惹かれるラインナップ。混んでたしお腹もいっぱいなので持ち帰りにしました。
4分の4バターケーキというのがめちゃくちゃ気になりましたが、この日は売り切れで残念。次回はぜひ食べてみたいですね。
くるみのタルト 450円
というわけで買ったのはくるみのタルト。おっちゃんと半分こしたので、これで半分です。
半分でも通常のケーキぐらいの量…。つまりめちゃくちゃ大きいです。肉も付け合せもライスもボリューミーだったから、何となく予想はついてたけどw
重厚などっしり感があり、ラム酒が効いていて、ごろごろとはいったくるみの食感が最高。素朴な見た目とリッチな味わいというギャップもたまりません。
わたしはタルトのかたい皮部分が好きなのですが、ここのはパイっぽい薄い皮でしたね。
平日ランチもぜひ行きたい
いや〜、満足度の高いランチでした。この質と量なら値段にも納得だし、お客さんが途切れないのもわかりますね。
肉に自信があるなら変に安売りしないほうがいいと思うし、食べた人にもそれが伝わるんじゃないでしょうか。
ちなみに平日ランチはハンバーグランチ1,000円・ステーキランチ1,200円・ガーリックステーキランチ1,300円(ライス・スープ・サラダつき)でした。リーズナブルに食べたいときは平日ランチが狙い目ですね。
定休日は火曜日、ランチは11時〜15時となっています。同じ敷地内に産直施設があり、駐車場も十分。
付け合せも凝ってるし、自家製スイーツもあるし、安い値段でチェーン店で食べるのとはやっぱり違うと思います。ボリューミーなのもうれしいポイントですね。
がっつりいい肉が食べたいときにおすすめです。
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ