ひっつみを食べてみよう
名前は知っていましたが、食べたことがなかったひっつみ。岩手の郷土料理です。
小麦粉を練ったものを団子状にして汁物に入れる料理で、山梨のほうとうにも近いですね。岩手に行ったときにレストランで「はっと」もよく見たのですが、
- ひっつみ
- つめり
- とってなげ
- はっと(はっとう)
はすべて同じものだそうです。形や汁に入れる具は家庭それぞれなのかな。
道の駅で購入
岩手では食べる機会がなかったので、自分で煮るタイプを岩手の道の駅で買ってきました。
スープ付きでした。具材は何だかきりたんぽと似てますねぇ。
食べてみよう
具はえのき、ねぎを入れました。鍋のまま食べているあたりがリアルですw
つゆは色薄めで、ちょっと関西風?うどんのスープそのものですね。わりと好みの味でした。
形はなんといったらいいか…でこぼこした三角形ですかね。ワンタンを分厚くしたような。
表面がとぅる〜んとしていて、食感はもちもち。歯切れはよく、うどんより噛みごたえ・食べごたえがある気がします。
今回は普段うどんを食べる感じで煮てしまったのでアレですが、具材たっぷりの鍋物に入れたほうがもっとおいしいかもしれませんね。具材の味がしみたところもよさそう。
おっちゃん家でも食べました
ひっつみを初めて食べた。こないだ岩手の「はっと」は食べたんだけど、名前が違うだけで同じものらしい。
練った小麦粉をちぎって平たく伸ばして鍋に入れて煮る。きりたんぽ鍋とかぶらないように魚出汁で。つるつる、もちもちでウマい。写真はない。
— 里園@秋田ブロガーライター (@akitarienblog) 2017年11月21日
おっちゃんの家のご先祖さまはもともと岩手の出身なので、食卓に岩手の食文化が混ざっていることがあります。くるみしょうゆとか。
ひっつみもそうで、わたしが食べたことがないので作ってくれました。小麦粉・塩・水をひたすら練って、おっちゃん家の場合はびろーんと薄く丸くのばして鍋にぽんぽんと入れて煮ていく感じ。
形こそ違いますがこちらもとぅるーん・もちもちしていておいしかったです。おなじ醤油味でも魚ダシだときりたんぽとはまた違っていいですねぇ。
けっこう好きです
2種類のひっつみを食べてみましたが、いずれもおいしかったです。食感と、食べごたえがあるところがいいなと思いました。
醤油ダシの鍋で具材と一緒に食べる、という点ではきりたんぽに近いですね。
今度はお店のものも食べてみたいです。
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