つがるもりとは
2018年5月26日・27日、弘前市の岩木山桜林公園で行われるクラフトフェア「つがるもり2018」に行ってきました。
2013年から開かれている、比較的新しいイベントのようですね。出店は130組ほどとかなりの規模です。
行こうと思ったきっかけは、弘前のブロガー・さいとうみかこさんのツイートを見たから。
明日からはクラフトイベント津軽森!
昨年のこの記事がアクセス上がってます。
攻略ポイント確認してお出かけを//
渋滞を抜けて津軽森2017へ…家族で行ってきました | さいとうサポート https://t.co/PzufHp4s4L— さいとうみかこ(うらべっち) (@urabetti) 2018年5月25日
こうやってイベントお知らせしてくれるのは助かりますねー。
おかげで全然予定はなかったのに、ブログ読んだらまんまと行きたくなって突撃しましたw
行きはかなり混むこと、トイレは済ませておくことなど、かなり参考になりました。
手前1kmで大渋滞
しかし、渋滞は予想以上のものでした。大鰐方面からアップルロードを通っていくあいだは、まったくスイスイ〜だったのですが…
会場の1km手前で弘前方面からの車と合流する地点から、大渋滞。
1km先の駐車場に停めるまでに50分かかりました…来る人は覚悟が要ります!#津軽森2018
— 里園@秋田ブロガー・ライター (@akitarienblog) 2018年5月26日
1km進むのに50分かかりました…。しかも、駐車場までがずっと上り坂なんですよ。ブレーキを踏み続けるキツさよ。
ちょっとずつちょっとずつアクセルを踏み、またブレーキを踏み、で車に負担が大きそうで怖かった…
道中見かけた野風パンさん。名前は聞いたことありますが、すごい山の中にあったんですねぇ。
駐車場到着
11時には着けるかと思ってましたが、結局12時になりましたね。
駐車場自体の数はけっこうあるんです。なにせ会場がスキー場の下だし。
誘導員もがんばってくれてましたが、なぜ駐車場までの残り1kmであんなに渋滞するのかがよくわからない。
会場には駐車場とあわせてトイレは3ヶ所。会場が広いので、行けるときに行っておいたほうがいいでしょう。
3ヶ所中2ヶ所は水場がないので、ウェットティッシュなんかがあればなおよし。
ゴミ箱もないので、ゴミ袋を持参すると後々助かります。
わたしはエコバッグを持参してたのでなんとか難を逃れました…
会場は森のなか
「津軽森」というだけあって、ほんとに森ですねw テントを張れるスペースもあるようで。
そうか〜、前日から前乗りして、テントを拠点に一日ゆっくりまわるっていうのもいいかもしれないですね。そしたら渋滞も避けられるし。
水場のあるトイレも大行列でした。午後には空いてましたけどね。
お昼ぐらいまでが客の入りもピークかもしれません。
会場内はかなり勾配が激しいです。ガシガシ歩ける靴がおすすめ。
会場案内図があるほか、マップも本部でもらえます。出店者数が多いので、見ながらまわるのがよさそう。
飲食系エリアはだいたい同じエリアにまとまっていましたよ。
ほとんどのお店が坂道の途中にあるので、ほぼナナメ状態w
これはお客さんもだけど、出店する側も大変そうだなぁ。
このロゴかわいいですねぇ。
飲食店エリア
まずは腹ごしらえにきました。ラーメン・そば・軽食系が多いですね。
レジャーシートを広げ、そのへんで自由に食べることができます。家族連れならぜひ持っていきましょう。
わたしはこちらに並びました。十三湖のしじみを使ったしじみフォーです。
秋田の「手創る市」というイベントでフォーを食べたばかりで、その感動が残ってたんでしょうねw
けっこうな行列で、田舎の人にはあまり馴染みがないのかと思っていたフォーも、けっこう需要あるんだなぁ…と感じました。
しじみフォー 600円
塩気の強いスープで、後味にしじみが香ります。二日酔いの朝にもよさそうなさっぱり味。
ナンプラーやシャンツァイも使っていないし、具材の感じもフォーっぽくはないかも。あくまで麺の感じがフォー、でしょうかね。
お店の方いわく、「しじみのラーメンはよくあるから」フォーにしてみたんだとか。
何せフォーは麺がのびにくいのがいいですね。
ほかにもおしゃれなお菓子・ドリンク系がたくさんありましたよ〜。
kos ロングシュー&カヌレ
宮城県のkosさんでロングシューとカヌレを購入。
ほんとにロングです。外は固めで、がっしりとしたパンのよう。
ぱりっと厚い皮に、プリンのようにとろっと甘く濃厚なクリームが絶妙。
もったりとした食感で食べごたえがありますね。
ロングなスティック状なのも食べやすいです。
カヌレは初体験でした。プレーンとアールグレイ。
とにかく独特の食感です。むっちり、ねっちり、もっちり…を足して3で割ったような。(わからん)
外側のほうがよりぱりっとしてて、中はよりもちもち…と言いましょうか。
キャラメルのような味で、中はかなり重めのカスタードクリームのような。
おっちゃんは「カスタード生地を焼き上げたものじゃないか、それで表面がカラメル化したのでは」と言ってました。
ちょっと固かったのでチンしてみたところ、よりもっちりとしてちょっと食べやすくなりましたね。
Zilch studio タルト
こちらは飲食店エリアではなく、なぜかぽつんと雑貨エリアの中にあったお店。
焼き菓子とタルトがおいしそうだったうえ、コーヒーのいい香りがしていてふらふら〜…
雰囲気は空の木ガーデンさんに似てるかも。(秋田県のイベント出店の常連さんです)
秋田市民市場×のんびり=なんもダイニング!体感型フード&マルシェイベントへ潜入
なんとなく買ったこれが当たりでした…大当たりでした。
1個450円するタルトですが、おいしすぎて泣けるほど。これは紅茶と桃のタルト。
なんと缶詰やシロップ煮でなくフレッシュの桃なんですよ。桃の食感と紅茶の香りがたまりません。
これはキャラメルとくるみだったかな…名前は「エンガディナー」です。バナナを買った気もするんだけど…
中がねっちりとした苦めのキャラメル、くるみのザクザク感と外側のサクサク感、もーたまりません。こういうざくざく食べられるの大好き。
この弘前の「Zilch(ジルチ)」さん、もともとは店舗があったもののの2015年に閉店されているんですね。現在はイベント出店がメインなんでしょうか、お店があるなら買いに行きたいぐらいなのにな〜。
少しばかり、座って食べられるスペースもありましたよ。
雑貨エリア
あとはとにかく広大な敷地に作家さんたちのコーナーが並びまくっています。
わからないことはインフォメーションで聞きましょうね。
日陰がありがたい暑さでした。
あまりに数が多いので、ざーっと見て回るだけでも軽く1時間はかかります。
ちょこちょこ買ったり飲み食いしたりだったら、普通に1日がかりになりそうですね。
枝オカリナの原木工房さん。以前わたしも横手お城山クラフトフェアで購入しました。
会場内にオカリナが響いてるとすぐわかりますね。
手づくり雑貨が大集合!よこてお城山クラフトフェア2016&2017
デザート&持ち帰り
ええ、まだまだほかにも食べましたとも。
一粒堂 手作りシロップのかき氷
暑いのでデザートいきます。
「生いちごミルク」「生メロンミルク」「生モモミルク」…これはそそりますね〜!
手作りシロップがどれもおいしそう。
個人的には、この暑いなか常温においてあるのが気になりましたが…(悪くならないのかな…)
生モモミルク500円。まさに桃そのもの!かなーり甘さ控えめです。
シロップだけでジュースとして飲めそうなぐらいさっぱり、逆に言えばシロップとしてはやや物足りないですね。
練乳も手作りだそうですが、こちらも練乳を水で3倍に薄めたような味で…最終的に、氷が溶けてくると全体の味がぼやけてしまいました。もとのシロップがおいしいだけに残念。
しかし、市販のかき氷シロップってそうとう味濃いんだなと思わされました。
カフェレストランJuRI ローマピザ
さあ最後はおみやげです。キッチンカーで焼き上げるピザをお持ち帰り。
並んでいなければ3分ほどで焼き上がります。
マルゲリータハーフ550円を購入。写真がないですが、クリスピーな生地で食べやすかったです。
ノンアルコールのモヒート500円もついでに。自家製フレッシュミントの香りがよかった〜。
レモンが入っているのもさっぱりしてていいですね。
主に食べ物を堪能
本来は雑貨がメインのイベントのはずなのに、こちらは見るだけで満足な部分があり、ほぼ食べ物めぐりになってしまいました。
出展者リストを見ると、北海道から九州まで全国から集まっていて、普段出会えないようなお店も多いのではないかと思います。
今回は天気もよく、森の中のロケーションというのも最高でしたね。
前乗りか朝早く出発するなどして、渋滞さえ回避できれば、また行きたいと思えるイベントでした。
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