冬、寒いですよね。雪の中、外に出たくないですよね。家でこたつでみかん食べていたいですよね。
ところがどっこい、そんななかでも、雪国秋田では冬イベントが盛りだくさん。
時期的にも小正月行事が多く、雪を利用した冬祭りも多いのが特徴です。
雪道こわーい寒ーい雪もうイヤダー!と言いたくなっちゃいますが、それでも楽しげなイベントがあるとほくほくと出かけてしまうのが、雪国生まれの悲しい性。
というわけで、冬ならではの秋田の楽しみかたを考えてみました。
これから行くイベントの参考になれば幸いです。
雪国あきたのおすすめイベント9選をご紹介
独断と偏見による、わたしが個人的におすすめしたいイベントを厳選してみました。
1、横手かまくら 2月15・16日【横手市】
横手のかまくらまで一ヶ月を切りました!横手のかまくらは、約450年の歴史がある小正月行事。
雪のやしろ「かまくら」の中で、子どもたちが皆様を甘酒・お餅でおもてなしいたします。雪国のメルヘンな世界が楽しめます!開催日:2/15(水)・16(木)18~21時 pic.twitter.com/H69QtBigdt— あきたびじょん (@akitavision) 2017年1月17日
いきなり王道も王道、横手かまくらです。450年の歴史があり、五大雪まつりのひとつでもあります。
この2日間は横手市内に多くのかまくらが作られ、小学校の校庭や河原ではミニかまくらに点灯した幻想的な風景が楽しめます。
かまくら撮影会やプロジェクションマッピング、雪像でつくる「雪の芸術」などなど、雪とかまくらを存分に楽しめる2日間ですよ。
2、火振りかまくら 2月13・14日【仙北市角館】
今年行く予定の大本命、火振りかまくらです。日程は2日間で、13日は桜並木で有名な角館の河川敷で行われ、14日は各町内ごとの開催。
仙北市角館の火振りかまくらは、雪の中に華麗な火の輪が踊るお祭りです!神聖な火で田んぼの厄を払うとともに、家族の無病息災・家内安全など、一年の無事を祈願します。開催日:2/13(月)@市営桜並木駐車場、2/14(火)@角館町内各所 pic.twitter.com/IJYv2dNCPd
— あきたびじょん (@akitavision) 2017年1月21日
ワイルドかつ幻想的。火をあつかう行事なら寒さをしのげるかも…という期待もちょっとありw
なにせ振り回してるものなので、うまく写真撮れるか自信ないですが頑張ってみます。ちなみに、火振りは一般の観光客も挑戦できるそうですよ。
3、北秋田きらきらフェスティバル 12月10日〜2月4日【北秋田市】
堂々たる地元びいきです。「北秋田の冬を明るくて照らしたい」がコンセプトの通称・きらフェス。
鷹巣町内中心部にある児童公園では、イルミネーションが点灯します。記事はこちら。
およそ2ヶ月の間、点灯パレードに始まり音楽イベントや映画上映、さらに子ども受けバッチリの雪中宝さがしや雪だるま仮装コンテストといったイベントが毎週のように続き、地元の冬を盛り上げてくれますよ。
4、上桧木内の紙風船上げ 2月10日【仙北市西木町】
角館と同じ、仙北市は西木町で行われるイベント。
さまざまな絵やイラストが書かれた紙風船に灯りをともし、夜空に向かって飛ばします。
火振りかまくらとは2日違いの開催なので、3泊して両方に行くプランというのも可能ですね。
今日の一枚も秋田県仙北市。上桧木内の紙風船上げ。観光客かなりいました。紙風船上がるの見るだけでなく、実際に上げる作業に参加できる模様。体験できるって大事ですね pic.twitter.com/7pmSE9aSCu
— takahashi (@takahashi511) 2016年2月11日
秋田県にまつわる動画として超有名な「True North,Akita」のVol.2にも映像があります。
風景が美しいことはもちろん、後ろで流れている秋田県出身の歌手・青谷明日香さんの歌もとってもいいので、ぜひ見てみてください。
上桧木内の紙風船上げが2月10日に行われるそうなので、現地に行けない人にも見てほしい秋田県の映像プロジェクト『True North, Akita.』をもう一度あげておきますね。 https://t.co/Ai1bashIiR
— ハチクマ🍩 (@koguma_tocotoco) 2017年1月20日
5、大館アメッコ市 2月10・11日【大館市】
天正16年(1588年)から行われている歴史ある行事で、現在のように大町で開催されるようになったのは昭和47年のこと。
「この日にアメを食べると1年風邪を引かない」と言われていて、たくさんの枝アメや細工アメの露店が並ぶイベントです。
大館市内のお菓子屋さんも、この日ばかりはアメを売りまくります。笑 定番味はもちろん、変わった味もたくさん。いぶりがっこ味とか挑戦したことあります。
わたしが行った印象では、アメにかぎらず軽食系のお店や野菜を売っている人も多いですよ。
白ひげ大神の巡行や秋田犬パレードなどもあります。あと、アメッコ市の日はとにかく天気が悪い(荒れる)という都市伝説(?)も。
実際に行った感想などは以下の記事をごらんください。
6、もちっこ市 2月10・11日【北秋田市】
すぐお隣の大館市のアメッコ市と毎年同日開催するという、相乗効果を狙ってるんだか足を引っ張り合ってるんだかわからないイベント。
わたしは2日間のうち片方をアメッコ市、片方をもちっこ市という行き方を数年間続けています。
北秋田市の「もちっこ市」はアメッコ市と同時開催です。当案内所にもポスターを掲示しています♪https://t.co/af4hfWKfTY pic.twitter.com/FuaEHS1DIX
— 大館市観光案内所のつぶやき (@odateekiannai) 2017年1月25日
(ポスターは2017年度のものです)
場所は道の駅たかのすなのでわかりやすい。
アメッコ市と比べると規模は小さめです。こちらも地元のお菓子屋さんがこぞって餅を売る日に早変わりします。笑
狙いどころは無料おしるこサービスでしょうか。ただしめっちゃ並びます。
【北秋田市たかのすまち歩き・イベント編】鷹巣の冬の風物詩、もちっこ市へ行ってきた
7、森吉山の樹氷 1月6日〜3月4日【北秋田市】
森吉山の樹氷、地元の人はともかく秋田県民となるとあまり知られていないのではないでしょうか?
樹氷というと山形の蔵王が有名ですが、八幡平など高山地帯で見られる現象です。
阿仁スキー場のゴンドラをのぼると目の前に見え、樹氷だけを見て回るツアーも頻繁に行われていますよ。
夜の樹氷もキレイでしょうね〜。
8、比内とりの市 1月27・28日【大館市】
2016年・2017年に行きました。大館市比内で行われる、比内地鶏づくしのイベントです。
【2016年】比内とりの市で比内地鶏を食べる。千羽焼きもあるよ(秋田県大館市)
【2017年】比内とりの市は比内地鶏づくしの祭典!千羽焼きと唐揚げ(とカレー)を食べてみた
名物は比内地鶏をまるごと串に刺して横にずらーっと並べ、火の上でくるくると回しながら焼く「千羽焼き」。
ほかにも焼き鳥ラーメンうどんそばなどさまざまな比内地鶏の料理があり、屋台も多く並びます。
立派な祠がたてられ、比内鶏と全ての食鳥の霊に感謝する儀式が行われるのは、全国的にも珍しいそう。
大館市で1月21日と22日に開催されている「比内とりの市」に行ってきました。会場ではステージイベントが開催されていて、いろんな屋台も出ています。全長15メートルの比内地鶏千羽焼きもダイナミック。 pic.twitter.com/2IO7tAGWE0
— りあ (@ria_cat) 2017年1月21日
9、十和田湖冬物語 2月2日〜2月25日【小坂町】
憧れなんですが、遠さになかなか行けないイベントでもあります。かまくらに冬花火にイルミネーションと、デートにはぴったりですよ。
「かまくらbar」ではかまくらの中で、氷でできたグラスでお酒が飲めるらしい。
ちなみに十和田湖は青森県と秋田県にまたがってますが、今回ばかりは秋田県のイベントと言わせてもらいますw
雪と光をテーマにした冬祭り 「十和田湖冬物語2016」が2/28まで開催中です!
雪像や色とりどりのライトで飾られており、毎年好評の「かまくらBar」も登場!毎日20時から花火の打ち上げもありますよ! pic.twitter.com/tsGkP5ybaC— あきたびじょん (@akitavision) 2016年2月17日
雪国ならではのイベント
寒いけど楽しかった〜
かまくらBar、膝冷えたww pic.twitter.com/4135RJ3SX4— べあべはHB仙台3/25 (@rrrad_bab) 2016年2月12日
秋田の冬を楽しもう
イベントとしてはまだまだたくさんあるんですが、行ったことのある行事と行ってみたい行事を半々ぐらいで並べてみました。
樹氷やかまくらなど冬ならではのイベントも多いですし、各地でイルミネーションも盛んです。
この時期ならではのイベントを、ぜひ体感しに行ってみてください。
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