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♪ごらんあれが…青森の北の果て、竜飛岬に行ってきた

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最果て感のある場所

「♪ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと〜(津軽海峡冬景色 / 石川さゆり)」でおなじみ、青森県は竜飛岬へ行ってきました。

北のはずれと歌われているし、最果て感ありますが、実際には本州最北端は大間。竜飛岬は津軽半島の先端にあります。

ちなみに正式には「竜飛崎(たっぴざき)」みたいですね。

竜飛岬への行き方

わたしは弘前方面(十三湖側)から行ったのですが、途中の看板で知りました。竜飛岬への道が冬季閉鎖されているということを……。

小泊から竜飛岬をむすぶ「龍泊(たつどまり)ライン」は、11月〜3月まで雪があろうとなかろうと通れなくなります。で、それ以外に竜飛岬へ行く道はありません。

わたしのように弘前市側から行きたい場合は、十三湖のほとりの中泊から12号線の山道を通り、14号線を北上し、さらに280号〜339号を経由しましょう。要するに青森市側からなら行くことができます。この情報がネットになくて苦労しました…。

ちなみに12号線もまぁまぁの山道で雪も残っていたので、本格的なシーズンに通ることはおすすめしません。

竜飛岬の手前10kmぐらい続く339号線は、海沿いのかなり細い道です。その上工事中のところが多く、途中サルが5〜6匹道路を歩いたりしててなかなかカオスでしたw

ちなみに竜飛岬近くの道の駅みんまやも冬季閉鎖します。近くでやっていたお店はホテル龍飛のレストランぐらいで、食堂なんかはまったくありません。(冬以外ならやっているかもしれませんが)

わたしはお腹をすかせて道の駅いまべつまで戻ったのでw 冬季に行く人は注意してください。

津軽海峡冬景色歌謡碑(例のアレ)

竜飛岬に初めてきたわたしでも、この歌謡碑の存在は知っていたので、そこそこ有名なんではないでしょうか?

ボタンを押すと「津軽海峡冬景色」の2番が流れるってヤツです。「竜飛岬」という単語が出て来るのが2番のせいか、2番から流れます。

思った以上に大音量で、なぜかこっちが恥ずかしくなりましたw

この時点でもそこそこの高さがあります。が、歌謡碑と岬はじつはまだ離れているのです。

岬まで登ろう

ここも有名です。全国で唯一車で通れない「階段国道」というやつ。

通りたかったのに、通れなかった……(別の意味で)。

すぐ近くには「階段村道」もあります。えっちらおっちら登りましょう。

たぶんもともとは何かのお店か展望台なんだと思いますが…営業はしてませんでした。ちなみにトイレも閉まってました。

向こう側には灯台が見えます。

モニュメント。

まだ先があります。

龍見橋、太宰の道。太宰治は小説「津軽」で龍飛のことも書いているらしいですね〜。

ちなみにこの橋、「一部壊れてるから気をつけてね」的なことが書いてあって、渡るのが怖かった…なにせ人っこ1人いないので、ここで落ちても誰にも気づかれない!という想像をしてしまったり。

うーん、茶色くてこれぞ冬景色

んー読めない。

んー誰のサインかなぁ。

着いた

どうやらここが果ての果ての先端(?)のようです。

え、遊歩道?まさか下に降りられるの?って思って見たら

もはやけもの道化してた。

ていうかけっこうな崖の上ですから!!

竜飛岬は風が強くて雪が飛ばされるため積雪が少ないんだとか。実際この日も風は強かったです。

いや〜、ほかに誰もいなくて、さすがに1人で来るにはさみしすぎる場所だなと思いました。果て感がすごいよ果て感が。

晴れた日には北海道が見えるということを後から知ったので、このときはまったく意識して見てなくて残念無念。上の写真の右寄りにうっすら見えてるやつかな?違うかな??

北のはずれでした

どうしても行ってみたくてわざわざ遠回りまでしましたが、ほんとに北のはずれの、さみしい場所でしたねぇ…

天気はいいのに何か物悲しいというか、ちょっと怖いような雰囲気もありました。

まぁ、あたたかい時期ならもう少し賑わっているだろうし、観光客もいると思います。

冬に行く場合は冬季閉鎖に注意しましょう。

書いているのはこんな人。

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