盛岡じゃじゃ麺とは
盛岡へ行く途中、SAで「盛岡じゃじゃ麺」を見つけたので食べてみることにしました。おっちゃんは何度も食べたことあり、わたしは初めて。
おっちゃんいわく「当たりハズレが激しい」とのことです。
フードコート的な広い店内。できたら番号で呼ばれるシステム。
SAって滅多に来ないんですが、そういえば水とかお茶の機械あったんでしたね〜。
おっちゃんが頼んだオニオンポテト。衣の味がかなり濃いめ。保温ケースに入れてあるものをさらに目の前でチンしてくれますw
盛岡じゃじゃ麺 570円
一目見て、二人とも「え?イメージと違う…」ってなりました。そもそもうどんなの?
見た目かにみそみたいだなーと思いながら混ぜ混ぜ。見た目が灰色であんまり美味しそうじゃないので撮りませんでした(食べ物にあるまじき言い訳)。
味は、確かに肉味噌です。でも酸味もある。最初は麻婆豆腐とかの麻婆に近い感じ?と思いましたが、黒いつぶつぶが見えてるんですよね。おそらく胡麻だとは思うんですが、胡麻っぽい味は特に感じられないのが不思議で。盛岡だとくるみ味噌とかあるからくるみ説も考えたり。まぁ、とにかく肉味噌の麺には違いない(ざっくり)。
これはこれで美味しいんですが、なんでこんなにイメージと違ったのかが気になったので調べてみました。
盛岡じゃじゃ麺とジャージャー麺
中国発祥の「炸醤麺」がおおもと。日本で広く食べられているジャージャー麺は、中華麺にもっと色が赤めの肉味噌を合わせたもの。本来の炸醤麺は塩辛いものですが、日本人好みに砂糖で甘み、豆板醤で辛味をつけたものが一般的だそう。
わたしとおっちゃんのイメージにあったのはこちらだったんですね。
で、盛岡じゃじゃ麺は中国帰りの人が作り始めて徐々に広がり、盛岡近郊で独自に進化したものだそうです。
中華麺とは異なり、じゃじゃ麺用の平たいきしめんかうどんのように感じられる独特の麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクをかけて食べる。
麺を食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言う。(wikipediaより)
たしかにこの特徴に当てはまってますねー。おろし生姜とかにんにく入れたらもっとおいしくなったのかな。
あとわたしのイメージにあったもうひとつのジャージャー麺は、韓国ドラマでけっこう出てくるまっ黒で粘っこいまぜ麺。あちらは「チャジャンミョン」というもので、黒味噌にカラメルを加えたかなり甘いものだそうです。
いやあ、ところ変われば味変わるんですねー。
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