えびす屋を探して
以前、「北秋田ブロガー対談的飲み会」の場で知ったお店。同席の&-さん、千春ちゃんはすでに記事にしていて、遅れをとった形(べつに競ってはいないw)。
鷹巣から秋田市へ向かう道すがら、せっかくお昼に通るので行ってみようと思い立つも。。。迷う。
ちょっと奥まった場所にあるとは聞いていましたが、マップ上に出ている場所を通ってみても建物がない。その理由は見つけてみてわかりました。図書館と商工会のある敷地内にお店があったんです。裏手と言えばいいのか。
そういうわけで、いかにも地元に愛される系の昔ながらの大衆食堂でした(メインがトリの写真…)。ちなみに目の前に車がとまっていたので避けて写したのですが、出前用にスタンバイしているものらしい。
THE・大衆食堂
いやー、こういう雰囲気たまりませんね!大好物w 1人だとハードル高いですが(おっちゃんもそのタイプ)、2人だと平気という。
卓上にはこんなセットが。ガスコンロ使う料理あるのか…?そして紙ナプキンの突然の洋風感たるや。
いかにも昔ながらの食堂的なラインナップですねえ。「ラーメン・うどん・カレーライス」みたいな。ラーメン550円は竹園並の安さです。そういえば竹園もメニューこんな感じだったな。
カツ丼 780円
えびすやの名物はカツ丼と聞いていましたので…頼まないわけにはいきません。でもとんでもないボリューム。丼にみっっっちりと詰まっていて、持ち上げると信じがたい重さです。詰まりすぎてて掘りながら食べるのが大変w
肉はかなりしっかりとしてました。全体的に汁感も少なくて、カツがしっかり味を吸っている感じ。でもこしょうをすごく感じて…肉に下味がついていたのか、あとからかけていたのか?黒いつぶつぶがけっこう見えたんですよね。
見てのとおりたまご感は少なめ。三つ葉も海苔もなしで紅しょうがというのは珍しい。玉ねぎの存在感も控えめでした。ちなみに味噌汁も通常の倍ぐらいありますw
自分がかつ丼を作るときは汁だくのべちゃべちゃにして、卵もたっぷり三つ葉もたっぷりかけるので真逆のタイプだったかもしれない。肉がしっかりしてるとカツ丼の風情が出ていいですねえ。
しかし、丼ものっていわばご飯と肉だけだからお腹にどーんときてあとあとつらい。やっぱ野菜ちょこちょこ挟むべきですね。
味噌ラーメン 650円
わたしがカツ丼→きっと食べきれずに自分にまわってくる→ここは安全に麺でいっとこう、という流れでラーメンをチョイスしたおっちゃんでしたが…こちらもびっくりボリューミー。伝わらないでしょうが丼がそもそもでかいです。こんなに汁飲んだら病気なっちゃうよ!てぐらい入ってます(脚色)。
味噌ラーメンでここまで野菜がたっぷり入っているのは珍しい。コク薄めで野菜の甘味が出て、なんというかすごく味噌汁っぽかったです。野菜たっぷりの豚汁を食べているような気分に…
チャーシューはぺらぺらタイプで柔らかかった。麺も普通ですが、何せ味噌らしいコクがもう少しあればなぁ、という印象。
これを平らげた上わたしのカツ丼ののこりw を食べてくれたおっちゃん、しばらく満腹感に苦しんでおりました(いや、わたしもカツ丼で充分胃もたれしたんですけどw)。昔ながらの食堂ってやたらと盛りがいいあるある…
こちらはおっちゃんが見つけてきてくれた漬物セット。どうやらセルフで持ってって〜て感じらしい。どちらも自家製の昔なつかしい味でおいしかったです。
注文しに行くシステム
千春ちゃんが記事中に書いていて気づきましたが、そういえばわたしたちの入店後にきた2人組が厨房のほうまで行って注文してたんですよね。どうやら、お父さんとお母さん2人でやっているお店なので出前などで1人になると、客のほうから注文しに行くシステムのようです。
立地的に市役所や商工会、あと北都銀行も近いのでそのへんの人が食べに来るだろうし、森吉の町なかでもあるので地元民にはおなじみなんでしょうね。また食べに来たいです。
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