新オープンのお店
建設中から「飲食店っぽい建物だなー」と思っていた場所。4月1日にオープンしたそうです。例によって&-さんのブログで知って行ってきました。
大館駅から見て右手に進み、サンクスやモスバーガーよりも1本手前、漢方薬局の向かい側にあります。目立つので通ればすぐわかるかと。駅からでも歩いて3分ぐらいです。
現在はまだお店の前の道路?が工事中でして、離れてはうまく撮れずこんなアングル。駐車場は仮ですがお店の横に停めることができます。
ぱっと見て工事中だと、「まだオープンしてないのかな?」と感じる人もいそう(わたしも不安だった)ですねぇ。工事が終わってからオープンにはできなかったのだろうか。それともお店とは関係ない工事なのだろうか。
中は木のいい香りが漂う、ガラス張りの開放的な空間。外から丸見えのお店ってこのへんではあんまり見ない気がしますね。何となくフードコートにいるような気分になりました。
やっぱりできたばっかりなのできれいですね〜。女性店員2人の接客も明るくはきはきとしていて非常に気持ちがよかったです。駐車場がわからないというお客さんにわざわざ外に案内しに行ったりと、すばらしい。
親子丼、きりたんぽ、ラーメン、蕎麦、カレー。思ったよりもシンプルなメニュー構成ですね。すべてに花輪ふくし会のわくわくファクトリーの比内地鶏が使われているそう。
とりびあん(鶏びあん?)というだけあって、鳥料理ばっかりだったらどうしようとひそかに思ってたんですが、めん類もあってよかった。
お店のきりたんぽ鍋ってほぼ食べたことがない(このへんの人は家で作って食べることが多い)ので、1人前で出されるのがどんな感じなのか興味ありますねぇ。おっちゃんに聞いたら「比内地鶏使ってるなら1人前1,200円は妥当」とのことですが、日常的に食べるにはうーんとなってしまうお値段。もし自分が観光客だったら選ぶと思うんですけどね。
ちなみにカレーが妙におしゃれで若者向けな雰囲気がありますが、この日の店内の年齢層は高めでした。(田舎は大体そうですが)
比内地鶏蕎麦 600円
こちらは比内地鶏入りのわりには安いなーという印象。
きりたんぽ鍋の汁をちょっと甘めにした感じのスープ。脂が浮いてるのをみるとさすが比内地鶏だなーって思います。
蕎麦は更科以上十割以下(?)のごく普通の麺。なにより比内地鶏の肉がおいしかったです。
これまで比内地鶏の焼き鳥や千羽焼き、親子丼などを食べてきてわかっていましたが、やはり独特の食感。特にもも肉は固めです。どちらかというと胸肉がやわらかくて好きですねぇ。
肉自体にしっかりと味がついていて、ただ煮汁で煮たのとは違う気がしました。別であらかじめ処理してある感じでおいしい。
比内地鶏推しはアリかも
鷹巣のトリッコ本家や比内のレストラン比内どり、あと大館の比内やなど、比内地鶏を売りにしているお店はけっこうありますが、どれも観光地や駅からはちょっと遠いですよね。そういう意味で、大館駅近くで比内地鶏やきりたんぽを売りにしているお店ができたというのは素晴らしいと思います。観光客にはすごくありがたいのではないでしょうか。駅から歩いて行けますからね。お昼に大館駅に寄り、食べてから観光へという需要にもこたえられそう。
店内には売店スペースもあり、さまざまな比内地鶏の加工品が売られていました。これも観光客向けでいいと思います。
あとは地元民にどれだけ受け入れられるかですね〜。もう少し品数を増やして、オリジナリティのあるお店独自の看板メニュー的なものがあればもっといいと思います。今後に期待。
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