初めての滋賀
京都滞在中、いちばん始めに行ったのがなぜか滋賀でした。
滋賀に行くのはまったくの初めて。琵琶湖があるという知識ぐらいしかなく、黒壁スクエアの存在も知りませんでした。
長浜駅から歩いて行けるということと、岡山県倉敷に通じるレトロモダンな蔵の景色が良さそうだったので軽い気持ちで決定。
行き方は、京都駅から東海道・山陽本線の米原経由で長浜駅まで直通。1時間ちょっとで着きます。途中でどんどん人が降りていき、最後のほうは電車内もがらんとしていました。風景も見慣れた田舎っぽくなってきていい感じ。
長浜駅、キレイでしたねぇー。
Yes長浜。
豊臣(羽柴)秀吉が建てた長浜城も近くにあったんですねー。
何の建物かわからないけど素敵。
ここの交差点で近江牛ハンバーガーを買いました。
石畳いいですねぇ。
しっっぶい。
(ピントが)長浜は鯖そうめんが名物らしいです。
黒壁スクエアは伝統的建造物群が残るスポット一帯を言いますが、代表的な建物のひとつがこの黒壁ガラス館。もと銀行です。年間300万人が訪れるとか。
奥には体験教室があり、吹きガラスやとんぼ玉、ステンドグラスなどさまざまな体験ができます。子ども連れでもよさそうですね。
黒壁AMISUは雑貨や特産品のお店。職人系のものが豊富です。AMISUは「見立てる」という意味があるそう。
あゆのお店もちらほら見ましたね。
オルゴール館のあるこの交差点を起点に動くとわかりやすかったです。奥はアーケードになってます。
近江牛牛まんなんてのもありますよ。
飛騨高山での飛騨牛ぐらい、近江牛を推してますね。
よもぎ麸まんじゅうを食す
さて、今回の食べ歩きはこちら、菓富庵かどやにて。
店内に座れるスペースがあり、その場で食べられます。お茶もサービスでいただけますよ。
よもぎ麸まんじゅう 160円
外側はつるっと、中はむっちりとした独特の食感。まんじゅうより弾力があり、ガムほどは伸びずに噛みちぎれます。
よもぎ風味はそこまでなく、巻かれていた笹の香りのほうを強く感じました。
なめらかなこしあんは甘さ控えめでさっぱり。食感をたのしむ和菓子ですねぇ。
かどやの店頭には「名水まんじゅう」もあり…
キウイやいちごが入ったキレイなまんじゅうが浮かんでました。売り方上手!!
これが名水?
アーケードを進む
アーケードを歩いてる人はあまりおらず、静かなもんです。
フィギュアミュージアム。好きな人は好きそうですねぇ。
広場、水路、柳の木。そして蔵。全体に雰囲気が倉敷に似てますよね。でも倉敷の10分の1も人がおらずw、非常に歩きやすく快適です。
さて、アーケードを抜けて横の路地へ。ますます地元の人しかいなくなりました。
口に顔ハメ…?
雰囲気めっちゃいいなぁ。
猫さんのはしおき。
こういう「撮ってください」系のけっこうありました。時代だねぇ。
けっこう寺社仏閣が集中してるんですね。
大通寺は地元では通称「御坊さん」と呼ばれてるそう。
大通寺の表の参道だから表参道。
長浜のマンホール
色合いがキレイですねー。
日本一の万華鏡
さて、看板を見かけたので日本一らしい万華鏡を見に行きます。感響フリーマーケットはどれのことかわからなかったし、そもそも開催もしてなかった気がします。そもそも人っこ1人出会っていない。
彼岸花っておもしろい形してるよなぁ。
なんというか全体的に雰囲気ありすぎな場所をどんどん通っていきます。誰かの家の敷地内みたいな感じでちょっとびくびく。
ありました。これが日本一巨大な万華鏡……らしい。
上を見上げながらハンドルをまわすと、模様が変わります。これを回したときはさすがに、1人で来るもんじゃないなって思いました。
これ…秀吉ですか?こんなコミカルな顔でしたっけ?
ふと見渡すとぶどうとかキウイがめっちゃなっててびびりました。ここがどういう世界観なのかわからない。ちょっと万華鏡周辺だけ異世界でしたねw
黒壁スクエアへ引き返す
またぐるっと黒壁スクエア側へもどります。
重厚な窓。
ガラス館とおなじぐらい賑わっていたオルゴール館。ツタが雰囲気ありますねぇ。
オルゴール館のまわりは休憩スポットになってます。
夜の黒壁スクエア
いったんご飯を食べ、外に出るとライトアップされてました。
もっと暗くなればもっといい感じでしょうねー。まぁお店自体は閉まってしまいますが。
片方だけしか点かないのね…
きれいだなー。
すいてて歩きやすくて最高
黒壁スクエア、今回の旅で行った観光地で一番すいてた場所かもしれません。わたしのような田舎ものにとっては、都会の人混みはとにかく疲れてしまうので、長浜はすごく居心地がよかったですね。町並みも中心部からはずれまでどこを切り取っても景色がよくて、歩くだけで楽しかったです。
個人的には倉敷と同じぐらい有名になってもいい気がする、穴場スポットでした。
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