鷹巣のフレンチ初潜入。
噂にはよく聞いていましたが、まったくもって行く機会のなかったお店。
「フレンチ」ってだけで、やたら敷居が高いんですよねぇ。。。
でも行ってみたら、そんなのは杞憂だったとわかりました。まぁ、ランチですしね。
鷹ノ巣駅から信号ふたつ越えて、パリスタ飯店のある一方通行の通りを入っていきます。ホテル松鶴の裏手。
「Boire un coup」とは日本語で「一杯やろうよ」というくだけた意味だそう。
ホームページがすっげえおしゃれでびびりましたw
いやー、鷹巣で10年も前に、こんな先進的なことやってたんだなぁ。。。
土曜日のランチタイム、ほかに女性二人組と、個室で予約のコース料理を出していた模様。
シェフとサービスの二人だけで、すごくコンパクトなつくり。
さすがに声をひそめて会話しなきゃいけないレベルでしたw
ふだんは平気でテレビついてる食堂とかに慣れてますからなぁ。
こんなしゃれおつテーブルセットとか初めて見たしー。
「なんで最初っから皿置いてあんの?」とおっちゃんに聞く始末w
でもおっちゃんもこの入れ物↑を「つまようじが刺さってる」と思ってたので、レベルは一緒だと思います。(痛)
さて、ランチメニューは黒板に書いてあったんですが、撮り忘れ。
地元産菊芋のスープ。
ものすごく「大地を食べてる」感のあるワイルドな味。ごぼうのような土臭い風味。濃厚なんですが、くどくなくさっぱりしていて飲みやすい。
上のオリーブオイルも効いていましたね。底のほうには粒々も残っていて、栄養まるごと摂ってる感。
小さめのカップなので、そのままごくごく飲めるのが良かったです。
自家製ライ麦パン。大きめのおまんじゅうぐらいのめんこいサイズ。
焼きたてで熱々、手で持てないほどで、外カリ中ふわでめっちゃ美味しい。
焼きたての魔力ゴイスー。 ライ麦の良い香りも。
シーフードのトマトクリームパスタ
まわりにあしらっているのはパプリカのパウダーですかね。赤がきれい。
器は白で統一されているので、ソーサー的役割のこのお皿に映えるんだなー。と気づく。ランチョンマットまで白だし。(そしてそこにタレやソースをこぼしまくるおっちゃん。。。)
トマトソースとクリームソースの良いとこどりという感じで濃厚なソース。
しかもシーフードのだしがしっかり効いているので尚更深いコク。
ソースだけ舐めたいぐらい美味しかったー!
麺は細め、具も小さめ。量もおそらく100gないかな?レディースサイズという感じ。
それでもパンとスープの分わたしはお腹いっぱいになりましたが、おっちゃんにはちょっと物足りなかったようです。
豚肩ロースのプティ・サレ
プティ・サレとは塩漬けにした厚切りのお肉、要はベーコンみたいなもので、東京で食べた香草ローストもプティ・サレの一種だそう。
お肉の味はしっかり、ソースはバルサミコでさっぱり系。
ガロニ(下に敷いてる具材)に古代米のリゾット、こちらはブイヨンで炊いただけのシンプルなお味でメインの邪魔をしない。
でも見た目にインパクトがあるし、雑穀だとヘルシーで女子受けが良さそう。
グリルされた野菜たちも美味しい。うどの穂先なんかを使うあたりが好印象。
食後はスムーズにコーヒーがきました。濃い目のエスプレッソ。
サービスの方がすごくこまめに見てくださって、変な隙間はほとんど無し。これがものすごく混んでたらこうはいかなかったんでしょうけども。
おっちゃんが水を飲み干すたびに来てくれて、4杯ぐらい飲んでました、水。
満足度大!
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