角館から車で15分ほどの場所にある紅葉の名所・抱返り渓谷(だきがえりけいこく)に行ってきました。
初めて行きましたが、紅葉の見頃にもばっちりで、最高でしたね……
写真たっぷりでお届けします。(撮影日・2018年11月2日)
抱返り渓谷を歩く

角館市内からすぐ近くで、そんなに山を登ることもなく、けっこうあっさりと着いた印象。
訪れたのが平日の夕方3時半〜4時ぐらいと遅かったのですが、けっこう車が停まっていました。
なお、紅葉の時期は駐車料金が300円かかります。

すでに紅葉している気配(?)を感じます。

駐車場の向こうには屋台が並んでいました。
ラーメンなどの軽食やコーヒー、岩魚の塩焼きなどがありましたよ。

すごく山。

今回はおっちゃんと、おっちゃんの従姉妹(21歳女子大生)の3人です。

すぐに記念撮影スポット的なところに着き、珍しく記念写真も撮りました。

その後、たくさんとまってたとんぼをつかまえる人たち。

抱返り渓谷は、抱返神社〜回顧(みかえり)の滝までの1.5kmの道のりが整備されています。
つまりこの神社が入り口ですね。

杉に囲まれて雰囲気抜群です。
しかし、かわいい女の子がいると盗撮もはかどりますね(変態か)



ちょうど夕日があたってきれい。

渓谷の水がね、とにかく青くてキレイ。何度も「青いなぁ〜」って言いながら通りました。

山が映ってるのもまたよし。

赤い吊り橋が見えてきます。

神の岩橋は、秋田県最古の吊り橋だそう。
めっちゃ揺れるのでけっこう怖いです。当然ですが、人がいっぱいいるほど揺れます。


吊り橋からの両側の景色。
夕日が当たった部分が、燃えるようなオレンジ色で見事です。



下まで降りられる階段があったので降りてみた。
見上げた吊り橋。

下からの眺め。

近くで見てもやっぱり青い水。基本的にけっこう浅いんですね。
魚の姿を探したけど見つけられませんでした。岩魚の塩焼きを売ってたってことは、いると思うんですけどね〜。


「座るのにちょうどいい石探し」をしているところ。笑

このあたりから山道に入っていきます。
「ハイヒールじゃ無理だよ」的な看板でした。
実際、前日が雨だったせいかこの日はわりとぬかるんでいるところもあり、距離もそこそこあるので、山登りに適した靴で来るのがいいでしょうね。

神社から1.5kmとのことですが、行きは水の青さや山のオレンジに見とれつつ、しゃべりながら進んだので、妙に長く感じましたね。
歩いてる人はいっぱいいました。

ちょうど陽が沈むときに間に合ってよかったです。
紅葉もばっちりでもう最高。


岩場からは湧き水がしみだしているところがいくつもありました。



山と水のみならず、岩場もすごかった。
この岩が本当に自然にできたの!?っていう不思議さ。


知らずしらず登ってきていたようで、気づくと橋から見下ろすとけっこうな高さがありました。




途中ガチで真っ暗なトンネルがあります。携帯のライトで照らしながら進みました。
これ子供とか1人だったらけっこう怖いのでは…




「猫みたいな形の岩があるよ〜」ってことで撮った1枚。
上の突起が耳、その右下の丸っこい部分が背中のイメージですね。


ようやく回顧(みかえり)の滝に到着です。音がすごい!!
ちなみに名前の由来は、何度も振り返って見たくなるほど美しいからだそう。
本来この先にも散策道があるのですが、現在は通行止めになっています。


わたしの写真じゃ伝わりませんが、本当すごい迫力でしたねー。

そして帰り道はどんどん暗くなっていき、真っ暗になる寸前でどうにか駐車場まで戻れました。
普通に歩けば往復で1時間ぐらいのはずですが、我々は行きでゆっくりしすぎたせいか、1時間半ぐらいかかりましたね。
11月になってから行くなら暗くなるのが早いので、遅くとも3時までには出発するのがおすすめです。
まとめ:最高だった
正直わたしも誰も予備知識がなかったし、「ちょうど紅葉が見頃らしいから行ってみよう」ぐらいの気持ちだったのですが、ここはかなりよかったですね。
基本的に自然に興味がないおっちゃんすら感動してました。
ふだんは東京に住んでいる従姉妹ちゃんにも、紅葉ばっちりのところが見せられてよかったな〜。
景色を見つつ、しゃべりながらゆっくり歩くのもまた楽しいものでした。
道は整備されていて歩きやすく、平坦で、子どもから年配の方まで大丈夫だと思います。
秋田県の観光名所の中でも、行ってよかった場所トップ3に入るぐらいいいところでした。おすすめ。
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