素敵な和菓子屋さんを発見
用事で秋田市の楢山に行ったのですが、たまたま近くで和菓子屋さんを見つけました。
翁屋 開運堂(おきなや かいうんどう)さん。面構えが素敵すぎて吸い込まれました。笑
ちなみにマザー食堂さんにも近いところです。
からだにやさしい手作りお菓子たち。秋田市 マザー食堂savu.
お店のつくりが面白くて、手前に見えている側が開運堂さん、その奥はしとぎ豆がきで有名な一乃穂さんでした。それぞれ和菓子とせんべいのお店なので、住み分けが出来てて購入側にとっても便利ですよね。
お菓子3種食べてみた
お菓子をたくさん買ったら、おまけで「川反暦(かわばたごよみ)」をいただきました。
「きんつばを薄くして焼いたもので、当店で昔から作っているお菓子です」とのこと。
薄いきんつばって確かに珍しいですよね。
あんこは大好きなわたしですが、きんつばってでっかくてもそもそしてるのであんまり食べません…が!これはおいしかった。
小豆のホクホク感がほどよく残っていつつ、ぺらっと薄いのでサクサクと食べられるんですよ。
これならいちどに2〜3個ぺろりといけちゃいそうです。
季節の和菓子も買いました。桜餅と草餅、いずれも4月30日までの販売とのこと(公式HPより)。
桜餅(194円)。やや細身&小ぶりですね。桜の葉っぱが全体を包み込んでおり、餅に対しての割合が多いため、塩気が効いていておいしいです。
さらっとした甘くないこしあんも上品。餅生地自体にはあまり甘味がないので、さっぱりした味わいでした。
草餅(216円)。こちらは1個がずっしりと重みがあります。
よもぎの緑色が美しく、繊維が見えているのも手づくり感があって好ましいですね。
こちらのつぶあんもあっさりとした甘さで、すごくおいしい。よもぎの味も苦すぎず濃すぎずでいい塩梅。
おっちゃんが「あんがおいしい!」と絶賛していましたよ。
よいお店に出会えました
ふらっと入ったお店が当たりだとうれしいですねぇ。
ここはなんと天保10年創業とのことで、調べたら1839年…179年前です。大塩平八郎の乱の2年後ですよ?(ピンと来ない)
一番人気はのぼり饅頭とのことでしたが、この日はすでに完売していて残念。いつか試してみたいですね。
きんつばを薄くした川反暦や、ブッセに餅とジャムをはさんだ開運堂小判、秋田もろこしとせんべいを扇子型に仕上げた平成暦などなど、ほかにもおいしそうなお菓子がたくさん。
楢町の本店のほか、秋田駅ビルトピコにもお店があるので、ぜひ行ってみてください。
秋田懐石菓子 翁屋 開運堂
- 店舗 / 本店(楢山登町3-1)、秋田駅トピコ店
- 営業時間 / 9時半〜18時半
- 定休日 / 水曜日(祝祭日・1、8、12月以外)
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