弘前ランチを求めて
この日、弘前でランチを求めて歩き回るも、ことごとく閉まっていて心が折れかけていました。3軒候補をあげていて、その3軒目だったフランス料理店に最後の望みをかける。
開いてたーー開いてたよーーー(めっちゃ雪降ってる)
フランス食堂シェ・モア。14時までとあったのでいっそいで来てみたら、14時ラストオーダーでお店は15時までだったのでひと安心。
一人フレンチ
フレンチというと鷹巣のボワアンクープでしか経験がない。「一人でフレンチなんてよく行くなぁw」とおっちゃんに言われる始末である。
テーブルに最初からナイフとフォークが並べてあったり、水がワイングラスみたいなもんに注がれる時点でだいぶ緊張する。場違い感。
ランチは値段別にA.B.Cランチ、さらにシェフおまかせとりんごランチの5つがあるようです。観光客とかはりんごランチ食べるんでしょうな〜。無難にAランチをチョイス。
ちなみにおっちゃんに1500円のランチだったって言っちゃったけど、よくみたら1650円(税込み1782円)でしたわ。あら失礼。
A〜Cランチはメインを一品選べるということで右のページ。プラス料金が多い。実質選べるのは魚料理かソーセージ、豚ロース肉二種類、そしてハンバーグステーキですね。
ちなみにパンかライス、食後はコーヒーか紅茶を選ぶことができます。わたしはどっちも飲めないので…と言ったら、りんごジュースと替えてくれましたよ。親切。
フレンチって、一皿ずつ運ばれて来るんですよね…。なんかずっと見られてる感あるし、変なプレッシャーも感じてしまう。一人だとどうも間が持たないというか、落ち着かない…
生ハムとクリームチーズのリエット
パンの上にクリームチーズ・生ハム・黒オリーブが乗ったものでした(まさかの)。撮った写真が保存できていなかったという痛恨のミスに気づいたのは食べ終わった後…。
かぼちゃとにんじんのポタージュ
おぉー量がたっぷり。かぼちゃだけだと濃厚になりがちですが、にんじんが入ることでさらっとした甘さに。くどくなくて飲みやすいなあ。
焼き立てパン
パンも同時にきたのでなおいいですなあ。外がパリッパリ、中がふわっふわのもっちもちでやばいたまらん。バターもついてきたけどそのままばくばくと食べたった。
豚ロース肉のパン粉焼き 茸のクリームソース
メインです。クリームソースって書いてたけど白くないあれっ?と思ったけどこれはどうなの?白くなくてもクリームなの?食べてみてもこれがなにソースというものなのかわかりません教えてください。(※とりあえず美味しいソースでした)
しずる感ー!!いやぁパン粉にソースがからむし、分厚い豚肉はめちゃめちゃ柔らかくて歯でサックリと噛みきれちゃう。ソースは決して見た目ほど濃い味ではないので、お肉の味が存分に楽しめました。しっかりと味のあるお肉。
付け合わせの野菜はすべてしゃきしゃき感の残る仕上がりで、これもまたよかったなあ。
パンを食べつつメインを平らげたら、お腹パンッパンになってしまった。けっこうボリュームあるかもしれません。ボワアンクープのときはわたしはちょうどよくておっちゃんには少し足りないぐらいでした。まああちらは1000円ランチなので比べちゃ駄目かもしれませんが。
アップルパイ・キャラメルアイス・バナナのフルーツグラタン
畳み掛けるようにこのボリュームのデザート…嘘だろ…。そりゃスイーツは好きだけども…
ちなみにわたし、果物は大好きですが唯一「そうでもない」のが林檎。食べられるけど進んでは食べない、ぐらいですが。
なのでアップルパイについてはコメントしづらい…林檎のごろごろ感がすごかったです。酸味も残してある林檎でした。
キャラメルアイスは濃厚で、上に刺さってる黒い板はカラメルソースを固めたものっぽい。パリパリと噛みつつアイスを食べるとおいしい。
フルーツグラタンは甘みのないアングレーズソースをバナナにかけて焼き目をつけたもの。意外とさっぱり。
総合すると甘めなのはアイスだけでそこまでくどくなく食べ進めることができたため、結局完食…お、お腹が重たいよう…
そしてりんごジュース。これ多分いいやつですねw 甘ったるい嘘くさいタイプじゃなくて、「あれ、今林檎食べてる?」ってぐらい酸味と味がしっかりと残ったタイプ。ものすごいすっきり感と生々しい酸っぱさ。氷はちょっと多すぎましたが。
フレンチ堪能した
弘前は洋館も多く、フランス料理店が多い街なんだそう。今回きたシェ・モアも創業30年を越えるお店。
まぁ、たまにはこんなランチもいいんじゃないでしょうか〜。もちろんおっちゃんは食いついていたので、また弘前フレンチ食べに来たいですね。
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ