山の芋とは?
何年か前から大館・北秋田地域の産直で見かけるようになった野菜「山の芋」。
どうやら特産品にしようと力をいれているようで、北秋田市では「山の芋コンクール」
が毎年行われています。
広報によくレシピが載っているので、見ているとけっこう多彩なんですよね~。スイーツなどもあったり。
まぁ応募者は毎年同じ名前を見がちですが…笑。
呼び方いろいろ
「えびいも」とも言うらしい。
いも類もけっこう種類があるんですよね。しかも地域によって呼び名が違うようで、たとえば神奈川にいた頃「やまと芋」というものを職場で使ってたんですが、それも「自然薯」だとか「山の芋のことだ」とか出てきて混乱してきたので、もうぐぐるのやめました。爆
このへんで流通している「山の芋」はげんこつ大で、ぼこぼこした形をしています。
そして1個あたりが300円~とけっこうするので、あまり積極的に買うこともなく、今まで食べる機会もありませんでした。
去年、たまたま職場でいただいたものをすりおろして食べたのが最初です。
山の芋の特徴
何といっても特徴はその粘っこさ。弾力があり餅のようにのびます。どれぐらいかというと、すりおろしたおろし金を逆さにしても離れないほど。
おかげでおろし金にまとわりついた山の芋をとるのも一苦労。。。
(我が家の青のり、青みが飛んでて恥ずかしい。。。)
すりおろした山の芋に、塩コショウ、青のり、片栗粉、白だしを適量混ぜ込みます。
ご飯にかけるには長いものとろろに慣れているせいか、もちもちごわごわしすぎて食べにくかったので、今回は揚げてみることにしました。
長いもも火を通すとしゃきしゃきからホクホクに食感が変わりますが、さて山の芋はどうでしょう?
スプーンでとったひとかたまりを海苔で包んで揚げるだけです。
けっこうすぐ色づいちゃいますね。
右が海苔なしの見本品。(?)
食べてみた
こ、この食感は。。。初めてですな!(驚)
表現するのが難しいけど、「もちもち」に近いですね。あと「ほっこり」とでも言おうか。。。?
でも長いもを揚げたときの「ホクホク」とは違う。
餅より歯切れがよく、長いもの揚げたものよりも弾力があって、じゃがいもなどよりは粘り気が残っている。という感じです。
んー面白いなー。揚げると全然変わります。
下味しっかりつけたつもりだったけどまだ薄くて、塩かけて食べました。
青のり×磯辺のダブル海苔の香りがすごくよくて美味しかったです。
長いもと似てるようでいて全然違うものだと思うので、手に入る機会があればぜひどうぞ。
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