久しぶりの訪問
この1年ネタにしていないということは、1年以上ぶりの来訪。鷹巣から二ツ井って決して遠くはないんですが、どうも「能代に行くまでの中継地点」的な存在であまり行くことがないんですよね。
今年は食堂巡りに通いたい。
遅い時間に行ったもので、ランチタイム・ディナータイムの区切りがなくずっと開いているお店はありがたいです。ちなみにランチセット・ディナーセットは時間を区切ってちゃんとあります。
中には2組、さらにその後も2組来て、混みすぎず空きすぎずのほどよい感じ。看板の通りのケーキとコーヒーもあるので、カフェ的利用もできます。
最初に来たときは、置いてある雑誌や本のマニアックぶりに驚きました。かなり音楽好きなマスターだと思われます。流れているBGMもおしゃれ。
冬限定メニューかな?メニュー表は手書きで可愛らしいのですが、ここだけファミレスちっくだった。
前回来訪時は、ランチのシャリアピンステーキが安すぎた上にめちゃめちゃ美味しくてびっくりしたことを覚えています。今回はランチタイムではないので普通に単品注文。
個人的には、「コーヒーが飲めない方は差額でほかのドリンクに替えられます」と書かれていたのが好印象でした。ランチセットって外で食べるとだいたいコーヒーがつくのでこれはありがたいサービス。
ボンゴレビアンコ 930円
アサリのオイルパスタ。ほかにトマトソースのボンゴレロッソもありました。
外でパスタを食べる機会があまりないのは、パスタって家でそこそこのものが作れるから…とよく思います。でもお店で食べたら食べたで、やっぱおいしー!ってなるのだった。
麺は細め。オイルソースとよく絡んでおいしい。にんにく感強め。マッシュルーム・ベーコンの味が濃くてアクセントになり、夢中で食べ進めてしまいますね。ずるずると。(蕎麦か)
ゼペットオムライス 870円
メニューをひらいて一番はじめのページにあるメニューが、基本その店のおすすめと考えて間違いない。ゼペットで言うとそれはオムライス。オムライスだけで6種類あります。
スプーンでぱかっと割れました。とろとろ感よ。
ソースはトマトソース・ケチャップソース・デミソースから選べます。オムライスによってはソースが決まっているものも。今回はデミソース。
チキンライスの味が濃いめで、とろとろ卵とよく合います。デミソースはトマト感のある酸味のきいたソースで、洋食屋というと甘めのソースが多い中ちょっとめずらしいかも。おっちゃんは「親父のつくるデミソースと似てる」とこのソースをいたく気にいっていました。
甘めのほうが子どもやお年寄り受けするのかもしれないけど、こういうソースのほうがより本格洋食っぽいなと個人的には思います。大館えんとつや能代キッチンターブルのソースもそれはそれでおいしいですが。
包んであるオムライスより、卵のとろとろ感が味わえるのもうれしいですね。わたし好みです。
それぞれスープもついてきました。野菜のコンソメで素朴な味。でもちゃんとしてる味。
二ツ井の洋食にはレストラン山の上もありますが、あちらのほうは家庭的、こちらはより本格派という印象でした。
本格洋食が意外と近くで
阿仁のこぐま亭に行ったときもびっくりしたものですが、洋食って意外と身近にちゃんとしたお店があるんですね。「近くにあれば味を覚えに通いたいぐらいだよ」とおっちゃんはかなりお気に召した様子。わたしもたまにランチに来たいなぁと思います。
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