仙台〜岩手を縦断してきました
6月は山形、7月は岩手、8月は横手・湯沢、9月は岡山・広島・京都と、あちこち行きまくってる里園です。
10月は12日〜16日まで、4泊5日で仙台〜岩手を縦断してきました。目的はライブ×2と、OMIYA!の取材のためです。
今年に入ってから車での遠出が増え、これまでは6月に山形へ行ったのが最長記録。そのときは2日間で680kmほど走りました。
今回は5日間で1170kmと桁違い。最終日の450kmの運転は記録更新ですね。決して運転好きじゃないのに、やればできるものだなぁ…。
というわけで、まとめをダイジェストでお送りします。
1日目:仙台へ
1日目はほとんど曇りか小雨。行きはおっちゃんと交代で半分ずつ運転しました。
途中のサービスエリアで昼食。めかぶそばおいしかったです。
関連記事:前沢サービスエリア(上り)めかぶそば・牛すじ丼・前沢牛コロッケ
おやつもちょいちょい買いました。
関連記事:紫波サービスエリア(上り) 白金豚サルサドッグ&フライドポテト
宿は晩翠亭いこい荘
この日の宿は仙台市内の晩翠亭いこい荘です。定禅寺通りの近くですが、ここにたどり着くまでがめちゃめちゃ混んでて大変でした。都会の道に慣れていなくて苦戦。
朝食つき、バス・トイレなし、温泉ではなく普通のお風呂。素泊まり6200円ほどでした。平日だけど満室。
のむヨーグルトうまい。
ずんだスイーツを食べる時間がなかったので、サービスエリアで買ったずんだ大福をぱくり。
クリームサンドはパンも甘いし、中のクリームもめちゃめちゃ甘かった〜。
ライブ〜夜ご飯
ライブ会場はRensaというところ。7階にあるのにエレベーター禁止(※ライブの観客のみ)というロケーションで、ギリギリに着いたので必死にのぼって息も絶え絶え、汗だくだくに。
生ハンバートハンバートすごくよかったです。ライブDVDで見ていたとおりのMCがおもしろかった。このあとしばらく、ふたりのMCの真似をおっちゃんと唐突にはじめるのが流行りましたw
すぐ近くが国分町なので、夜ご飯へ繰り出す。
希望は牛タンと海鮮、両方食べられるところ。北の地料理じょじょやに入りました。
お通しがまさかのヒラメの握り!めずらしいな〜。酢飯がほかほかとあたたかかったです。
かき酢 680円
プリプリで最高。もう6個ぐらい食べられる。
お刺身盛り合わせ 松島(2人前) 1,620円
どれも身が分厚い!おいしかった〜。たこやつぶは歯ごたえ最高だし、まぐろやトロはとろんとろんだし。宮城は港が豊富ですからね〜。
厚切り牛タン焼き 1200円
厚切りのせいかけっこう歯ごたえがありました。牛タンってけっこう特徴ある味なんだな、とあらためて思った。すごくご飯が食べたくなりましたw
生搾りレモンサワーからのハイボール(このあとほぼおっちゃんに飲んでもらう)。
その後、いつもどおりおっちゃんは部屋で飲んでました。(お茶のお椀でウイスキーを飲んでいる)
朝ごはん
朝ごはんはTHE・旅館て感じ。笹かまがあるのがうれしいですね。大葉がはさんであっていい香り〜。
仙台のお米はササニシキ。これはちょっと好みじゃなかった。あきたこまちに慣れると、水分が少なめでボソボソに感じますね。まぁおかわりしたけど(え)
朝から揚げ出し豆腐はすごい。あったかくてうれしい。
食後のコーヒーつき。わたしは飲めないのでおっちゃんが堪能しました。
2日目:仙台〜松島
2日目は松島巡りをしました。おっちゃんは仕事があるため夕方にバスで帰り、わたしはそのまま松島に宿泊。
関連記事:松島旅行記2017〜瑞巌寺・円通院・五大堂・遊覧船そして海鮮〜
この日の宿はその名も絶景の宿。1人なのにすごく広い部屋で、温泉も最高で、ここにおっちゃんと泊まりたかったな〜。
ここは部屋にトイレつき、温泉ありで素泊まり7,000円でした。つるんとしたにおいのないお湯で、あまり広くはないですが温泉というだけでうれしかった。
そして部屋からの景色…ほんとに絶景だった。手前に見えてる赤い橋は福浦橋です。
手前の点々は牡蠣の養殖場です。
不思議な虹?も見えました。
少し気を失って(寝て)から、徒歩で夜ご飯を食べに出ました。松島は徒歩でもいける距離感ですね。
しかし目当ての店が予約で満席だったため、松島海岸駅前の牛たん炭焼 利休までいきました。50分ぐらい歩いた…
3日目:仙台のまわりをふらふら
この日は夜に仙台でライブがあるため、あまり離れずにまわりをウロウロしました。道の駅に行ったり、その近くでランニングしたり。
道の駅で見たいなごの佃煮。
温泉へ
温泉に入るため、とんとんの丘 もちぶた館に来ました。
なんと小雨のなか、外でがんがんBBQをしております。ここはもちぶたの直売&BBQができるところなんですねー。
で、そのとなりにあるおおがわら温泉 いい湯に入ります。名前が直球。
ここも無味無臭のお湯。樽風呂やサウナがあり多彩でした。
遅めのお昼ごはんを中にあるレストランで。13時まではみっちり混んでましたが、14時には空いてました。
さすがにもちぶた料理ばっかり。ほんとは白石うーめんが食べたかったんだけど…
もちぶた ミルフィーユかつ御膳 1,180円
もちぶたにつられてしまいました。キャベツが極細のふわふわですごかった。あと漬物の甘さにびっくり。このへんの地域性でしょうか?
魅せ方がいいね!ミルフィーユ状になったかつは、思ったほど柔らかくなくしっかりとした歯ごたえ。衣もガリッとしてました。ソースが甘口と中辛の2種類あります。
豚汁おいしかったな〜。いい出汁が出るんでしょうね。
ライブに向かう〜チェックイン
さて、土曜日ということで仙台市内の宿がとれず。ビジホならあったんですが、困ったことにわたしは和室(布団)じゃないと熟睡できないんですよ…。
致し方なく、市内から20kmのところにある宿をとり、市内まで車で行くことにしました。
沢乙(さわおと)温泉 うちみ旅館です。さわおとというだけあって、夜寝るときもずっと小川のせせらぎが聞こえていたよ。
ここはかなり年季の入った建物。なんと現在9代目だそう。お湯の良さからファンが多いようで、日帰り入浴客がひっきりなしに訪れていました。
若旦那・若女将・そしておばあちゃんと皆さん接客が超フレンドリーで気持ちがよかったです。
バス・トイレ別、素泊まりで6,400円。布団も自分で敷くスタイル。ポットやレンジ、洗面台は廊下にあって共用でした。
温泉は広くはないですが、雰囲気あって好きでした。アルカリ性のお湯で、きゅっとする感じ。
露天にわりと隙間があり、行き交う車がかすかに見えるというドキドキ感が楽しめますw (向こうからは見えないと思うけども)
洗面台にこんなものがあり、「ガムテープでカメムシってw」って思ってたらその後ほんとに部屋に出ました。いや、普段家にいても普通に出ますけどね…でもいつもはハエたたきにそっとのせて外にぶん投げてるんですが、旅館にあるわけない。
仕方なくガムテープを手にしたわたし…が、全然くっつかない。押さえるの怖い!におい出したくない!
しかたなくポーチに誘導して、窓からぶんぶん振り回して事なきを得ました。
ちょっとおやつタイム
前に記事を書いてめちゃめちゃおいしかった奥州ポテト、ふたたび買ってみました。うーんまじクリーミーなスイートポテト。見た目は地味ですが超おすすめです。
ジャケ買いした伊達なおおさき チーズ饅頭もすんごいおいしかった!!わたしの大好きな笑内にそっくりです。甘いだけじゃなく、チーズの塩気が効いてて最高。あんこ×チーズ最高。
関連記事:【北秋田市たかのすまち歩き】晩梅の笑内(おかしない)チーズまんじゅうはクセになる味
仙台の道路こわい話
さて、ライブは18時からなので、17時頃に仙台に着くよう16時に出たんです。距離は20km、カーナビには40分と出て、この時点で「おいおい時間かかりすぎだろーw」ってナメてたんですが…
市内に入ったら進まないの何のって。場所は長町、思い切り駅前。軽く後悔しました。
20km進むのに1時間かかった…つらい…
あと普通で3車線、交差点にいたっては7車線なんて死にそうになる(田舎者)
— 里園@秋田ブロガーライター (@akitarienblog) 2017年10月14日
けっきょく1時間かかりました。車線が多いのも本当に怖くて。常に2つ先まで左折か右折かをチェックしながら進むという緊張の連続。車線変更したくてもまわりがビュンビュン飛ばしてるから怖いし。
駐車場に停めてからも当然のごとく道に迷いw、無駄に2kmほど歩いてどうにか仙台PITへ到着。
ここはライブハウスなので音響が素晴らしかったです。
今回は山崎まさよしのファンクラブイベントでした。
ちゃんとグッズ販売もあるんですね。前半はトークコーナーやゲーム、後半は1時間ほど弾き語りを聴けました。マイナーな曲をやってくれたのがうれしかったですねぇ。
帰りはちゃんと40分で着きました。この宿はWi-Fiがなかったので、早々に就寝。
4日目:宮城を北上
今日から2日間はひたすら道の駅巡りです。朝イチに着いたというのに、駐車場パンパンの激混みでおどろいたあ・ら・伊達な道の駅。日曜日だったんですね。
とりあえず朝ごはんでも。
仙台牛コロッケ 150円
安い〜。じゃがいもがほくほくというよりねっとりしてました。ソースなしでも食べられるしっかりめの味付け。
たこのから揚げ(小) 300円
志津川名物らしいたこのから揚げもげっと。(志津川ってどこだか知らないけど…)
塩味とカレー味、それぞれ小パックと大パックがありました。
野菜ジェラートとかもおいしそうだったんですが、時間がなくて残念。
昼は噴火する石焼らーめんを初体験しました。
関連記事:目の前で噴火する激アツラーメン!石焼らーめん火山 蛇田店
例によって道の駅めぐりしてるんですが
朝から180kmも走ってるのに「仙台まで30km」て看板が出てびっくりしてる
まったく進んでないw— 里園@秋田ブロガーライター (@akitarienblog) 2017年10月15日
けっきょく1日で350kmほど運転しましたが、この日の宿も宮城です。宮城は広いですね。
夏虫のお湯っこ
チェックイン前に岩手県大船渡市三陸町にある温泉に立ち寄りました。夏虫のお湯っこ。「お湯っこ」ってこのへんでも言う方言の一種ですね。
道の駅さんりくのページに書いてあったので近いのかと思ったら、ものすっごい山道をぐねぐねと上ってようやく着きました。真っ暗でめちゃくちゃ怖い。しかも野生の鹿がいきなり表れてびっくり。すごい迫力だった…。
このときは暗くて一切わかりませんでしたが、敷地内に鹿公園があったようです。
何でかわからないけどブレまくってる。恐怖か疲れかw
ヘルストン温泉というらしく、あまりつるつるしないお湯でした。ちょっと塩素臭が気になりました。地元の人御用達て感じでしたねぇ。
ホテルへチェックイン
せっかく三陸まで行ったのに、また宮城は気仙沼まで戻ってw 民宿崎野屋へ泊まります。
広くてキレイでした〜。トイレつき素泊まりで4300円とお安い。洗濯機・Wi-Fiありでかなり便利でした。
あ・ら・伊達で買った高菜おにぎりや、
宮城の納豆、
わた雪プリンなどを食べました。何だか食べあわせが悪そう…。
宮城の道の駅は、どこにいっても餅が売ってるのが面白かったです。くるみだれや納豆もちがあるのも特徴的ですね。
これは朝ごはんにしました。(タレが一部はみ出てるけど)
5日目:岩手を北上
来たときは真っ暗でわかりませんでしたが、宿は海の目の前でした。
日課のランニングでぐるっとまわってみると、そこら中が工事中。そうか、気仙沼は被災したんだもんなぁ…。
さら地にぽつん、と残る建物がひときわ目をひきました。調べるとここは元高校で、4階建ての3階まで津波に浸かったそうです。窓ガラスがぜんぶなくなってる。
写真やニュースで見るのとはまったく違って、目の前でこうした現場を見るとただただその迫力に言葉を失いました。
2012年に松島に行ってるのですが、そのときも震災後そのままになっている場所を見たんですよね。あの風景とおなじように、この日見た景色もずっと忘れないような気がします。
気仙沼あたりは「過去の津波浸水区間」て標識がいっぱいあって生々しかった。まだあちこち工事中だしね。。
— 里園@秋田ブロガーライター (@akitarienblog) 2017年10月15日
お昼ごはんはいったん盛岡まで出ました。
山の中は紅葉してました
この日は岩手をぐんぐん北上していきます。道の駅はやちね・道の駅区界高原などはかなりの山の中。
まわりの山も紅葉が進んでいてきれいでした。
おやつも食べた
最後に立ち寄った道の駅やまびこ館にて、おやつ。
ハリケーンポテト 250円
気になってつい…。これ、スライスじゃなくてすべてつながってるんですよ。見た目はおもしろいけど、ちょっと食べにくかったですねw
こしょうが効いてました。ケチャップとマスタードは自分のさじ加減でかけることができます。
温泉でフィニッシュ
さぁ最後も温泉で締めますよ!盛岡の喜盛の湯(きもりのゆ)です。いわゆる、都会に多いスーパー銭湯の類。市内にあって便利ですね。
温泉と考えると680円の入浴料は高めに感じますが、お風呂の種類が豊富だし、都会と比べると良心価格だと思います。
中は意外とコンパクトでした。駐車場はかなり広いですけどね。
マッサージ機・休憩所・軽食・マッサージ処完備で、深夜2時までゆっくりできます。都会にいた頃よくこういうところに入り浸ってたので、なんだか懐かしかった…
ここの売りは高濃度炭酸泉。体が芯からあたたまるとか。わたしは寝ころび炭酸泉が気にいりましたねぇ。
この日は昼間でも12〜3℃しかなく、夜は6℃ほどと非常に寒かったため、露天のお湯がぬるくなっていてわたしにはちょうどよかったです。
ソフトクリーム190円、茶豆180円など軽食系も良心価格でした。近くにあったら気晴らしに通いたくなるレベル。
まとめ:運転がんばった
冒頭でも書きましたが、ほんとによく運転しました。宮城も岩手も広すぎる…。
でも夏にドライブ旅行したときと比べると明らかに疲労が少なくて、夏は暑さに体力を奪われてたんだなぁ…と気づいたり。
毎日1回〜2回は温泉に入れたのも最高でしたね。東北はだいたいどこ走っても温泉があるので、宿は温泉じゃなくても日帰り入浴に行けば十分だなーと思いました。
おいしいものも食べたし、2つのライブもそれぞれ堪能したしで、充実の4泊5日でした。
ちなみにこれまで岩手を2回縦断してますが、未だに海沿いは未制覇なんですよね…。冬までにもう1回行けるかなあ。
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ