青森の朝
函館旅行前日、道路状況が心配だったためフェリーターミナルに近い青森駅前に宿泊。
起きると町並みはうっすら屋根が白い。外はキンキンに冷え込んでいました。
きのう駅前をぐるぐると迷った際に通ったので、青森魚菜センターはすぐわかりました(青森駅って、思ったより都会なんですね……←THE田舎者)。ここはのっけ丼が食べられるちいさな市場です。
のっけ丼とは?
食券は5枚と10枚の2種類あり、1枚=100円分です。先に食券を買い、市場内のお店でご飯や具材と食券を引き換えてどんどんのっけていくという、なんともわかりやすくて楽しいシステム。
5枚じゃ足りないだろうと踏んで10枚を選択。土日はすごい賑わいなんでしょうね〜。平日朝は空いていて快適。常連らしき地元民の方々の姿もありました。
こんな感じで具材が並べられ、枚数が明記してあります。1皿=1枚だったり2切=1枚だったり具材によっていろいろ。いくら・うに・サーモン・まぐろなどの王道はもちろん、しめさばや卵焼き、明太子、漬け物まで揃っています。
どんどんのせたくなるので、後半は残り枚数と具材のバランスとの戦いにw それもまた楽しいです。
すいませんブレてますが。なた漬けなんかはこのへんならではですよね。あとニシンが入った大根の漬け物も面白かった。
ご飯・味噌汁ともに1枚で引き換えられます。「普通盛りでいい?」って聞かれたってことは大盛りもできるんでしょうな。その場合は券はどうなるんだろうか……
ただ、丼の底が深くて普通盛りでもかなり多かったですw
でっかい釜から盛ってもらえる給食感がたまりませんな。余談ですがこのお店では黒電話を使っているらしく、昔なつかしい呼び鈴が鳴ってびっくりしましたw 現役。
そして完成したわたしののっけ丼がこちら。大好きな鯛は外せません。まぐろの中落ちと本まぐろの赤身、どちらもおいしかったです。ほたては肉厚が2切+ヒモまでついてきて太っ腹。たらの昆布じめは珍しい。卵焼きは手づくりのとろとろタイプを選びました。
こちらはおっちゃんののっけ丼。いくらが真ん中にあると見た目が華やかでうらやましいw
にしん入りの漬け物はいいダシが出てておいしかったです。いくらは普通レベルかな。同じ店でたくさん買ったら、脂ののった切れ端部分をオマケでもらってました。おっちゃんがベタ褒めてたのはかんぱちで、前日のホテルの夕飯といいやたらかんぱちが当たりでした。
海鮮欲満たされる
見ればわかると思いますがものすごいボリュームでして…すんごいすんごい頑張って食べました!w
お互いにないネタを交換し合ったりもしたので、海鮮欲はすでにかなり満たされました。まだ函館行く前なのに。おかしいな、わたしの予定では「青森でも函館でも海鮮満喫」の予定だったのに……
この日の昼にはもう「ラーメン食べたい」ってなってました。(おっちゃん、同意)
のっけ丼おすすめですよ
好きなネタを選んで載せていくという楽しさといい、ネタの新鮮さといい、500円もしくは1000円で楽しめるのでオススメです。青森駅前にはアスパムやねぶたの家ワ・ラッセ、メモリアルシップ八甲田丸など見どころいろいろなので、1日楽しめるのではないでしょうか?まあわたしはどこも行ってないんですけどね。(調べて知識だけつきました☆)
のっけ丼を食べたあとまわりをふらっと散歩してみたんですが、昔ながらの商店街で軒先に商品を並べる人々と、スーツで足早に流れる人並みのギャップがなんともカオスでおもしろい街だと思いました。また行きたいな、青森市。
※この記事は青森・函館旅行記の中のひとつです。
1日目
1、コク塩ラーメンはこってりラーメン?新規オープンの麺や城 筒井店へ(青森県青森市)
2、イルカパフォーマンスなしならお得に!夕方の「浅虫水族館」は穴場スポット
3、まちなか温泉が無料で使えるのが魅力。青森センターホテルに宿泊
2日目
4、1000円分のチケットで好きなだけのっけちゃえ!青森魚菜センターののっけ丼が破壊力満点だった
5、函館〜どこを切り取っても絵になる町並みを歩く
6、塩が効いてるラーメンと、塩ダレ餃子がおいしい函館塩ラーメン専門店えん楽(北海道函館市)
7、見た目もかわいいジェラート!ミルキッシモ金森赤レンガ倉庫本店(北海道函館市)
8、函館ベイエリアで深夜まで開いているお店。海鮮から一品ものまでバラエティ豊かなきくよ食堂(北海道函館市)
3日目
9、おいしい塩辛を求めて〜函館で出会ったふたつのお店〜
10、函館フェリーターミナルのご飯が一番美味しいだと…!?「海峡日和」のクオリティが高すぎた件
11、函館〜吹雪に心が折れました〜
12、函館で買ったおいしいものたち
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ