赤湯温泉に泊まりました
山形旅行1日目は、南陽市にある赤湯温泉に宿泊。レトロで大きな旅館が、狭い路地にみっちりと立ち並んでいて迫力がありました。
まあなによりびっくりしたのが、赤湯温泉なのに温泉が赤いお湯じゃなかったことですね。名前の由来には諸説あるそうですが、傷を負った兵士が傷を癒すために湯に浸かり、お湯が赤く染まったから、とか。
ちなみに秋田県大館市や青森県平川市には、赤いお湯の赤湯が存在します。
オレンジ色のお湯が新鮮!矢立ハイツ(道の駅やたて)の日帰り温泉 2種類の温泉が楽しめる。碇ヶ関温泉郷 羽州路の宿あいのりの日帰り温泉
赤湯温泉
旅館などは歴史を感じるのですが、こちらのワイナリーはおしゃれな雰囲気でしたね。
と思ったけど創業1892年だそうです。やっぱり歴史あったわ。
路地を一本出れば大通りです。こちら側はすっかり現代風の町、という感じ。
足湯併設の観光センターもありました。
公衆浴場も4ヶ所ほどあるようです。いずれも100円〜200円とお安め。
「おごやい」はこのあたりの方言で「ください」の意味だそう。
「〜〜しておごやい」という感じですか。だとすると、「おごやい」だけでは意味が通じないような…
烏帽子山公園
温泉街から徒歩圏に烏帽子山公園があります。ここは桜の名所らしいんですが…
ここ数日の記事にもあるとおり、わたしが行ったときにはすでに葉桜でした。
【2018年】山形県上山市 月岡公園のしだれ桜 【2018年】山形県西置賜郡白鷹町 道の駅白鷹ヤナ公園のしだれ桜
公園自体階段をけっこうのぼるんですが、さらに神社までものぼります。
狛犬の迫力がすごい。
ぽつぽつと咲いているところもあり。
どひゃー、ピントが合ってない。
しだれもボケボケでした。
ちょっとお祭り感のなごりが。
これは種類が違うっぽいですね。ぽこぽこしてるから八重桜かな?
田中屋のあんびん
さて、赤湯温泉で調べるとどんな定食屋やラーメン屋より一番に出てくるのが「田中屋のあんびん」です。
あんびんとは大福餅のこと。時間がたつほど餅が固くなってしまうため、当日中(っていうかほとんど買った直後)に食べるのが鉄則のよう。
お店に入るなり、お母さんが出てきて「何個?」。
2個と伝えるとまた奥に引っ込み、数分でまた出てきました。そうか、ここはそのつどその場で作ってくれるんだなぁ。
価格表がいたってシンプルでわかりやすい。常連さんはわかってるからすぐに「〜個ください」と言えるってわけね。
包みもレトロだなぁ。いまどき紙に包むってところがいい。
1個がけっこう大きく、微妙に四角いですね。
ほんのりあたたかいのがうれしい。
噛んだ断面のあんこを撮ろうと思いましたが、餅の弾力がすごすぎて&分厚すぎてあんこが出てきませんでしたw
ものすごくよくのびます。そして弾力と噛みごたえがすごい。まるで跳ね返されるようです。
生地は最初ほんのり苦味を感じました。これ、昔祖母が手づくりしてくれた餅に似てる。。あんの味もいい意味で家っぽいというか、自家製感があります。
餅に対してあんは少なめで、どちらかというと餅生地を楽しむタイプかもしれません。お腹にたまるし、食べごたえが半端ないです。わたしとしたことが、1個ですら食べきれませんでした(朝食直後だったのもありますが)。
でも2個買ってしまったので、運転の合間にちょいちょいかじったりして当日中に食べきりましたよ。夕方にはさすがに固かったですが、ガチガチってほどではないです。家でならレンジで翌日ぐらいはいけるんじゃないでしょうか。
あんびん、オススメです
日持ちを考えて作られている市販品とは一線を画した、できたてが命のあんびん。コンセプト、嫌いじゃないです。
赤湯温泉や烏帽子山公園とも近いので、食べ歩きにもってこいじゃないでしょうか。
田中屋は朝7時からあいており、午前中に売り切れることもあるそうなので、早めに行くのがおすすめです。
●Twitter:@akitarienblog
●Facebook:コトノタネ